国後島の郷土博物館でミロスラフスキーの展覧会「博物館の芸術家」開幕

国後島の話題

北方領土・国後島ユジノクリリスク(古釜布)の郷土博物館で20日、ウラジーミル・ミロスラフスキーの展覧会「博物館の芸術家」が開幕した。

ミロスラフスキー(1952-2019)はボルゴグラード生まれで、極東国立芸術大学を卒業後、約30 年間、サハリン州郷土史博物館で芸術家兼デザイナーとして働いた。博物館やギャラリーの展示品の装飾の多くは彼の手によって作られた。

1995 年には「A.P.チェーホフ」サハリン島文学記念館で、「サハリン島」出版 100 周年を記念した展覧会のための建築ソリューションを作成している。ミロスラフスキーの並外れた才能は、サハリン州の文化・芸術関係者の間ではよく知られていた。

今回「A.P.チェーホフ」サハリン島文学記念館は、展覧会プロジェクト「博物館の芸術家」を初めて国後島に持ち込んだ。郷土博物館の展示ホールは10点の作品が展示されている。作品はすべて風景画で、何度も訪れたクリル諸島を含め、さまざまな時代のサハリンの隅々を描いている。4 月 23 日まで。(kurilnews.ru 2025/3/20)

タイトルとURLをコピーしました