5月1日、ロシアでは「春と労働者の日」を祝う。この祝日は、ロシア人の生活において最も重要な2つの要素、すなわち春の自然の再生と人間の労働への敬意を組み合わせたものだ。今年の祝日は特別な意味を持っている。間もなく大祖国戦争勝利80周年を迎え、労働と歴史的偉業を象徴的に結びつけ、あらゆる年齢や職業の人々を結びつける多くのイベントが開催されるからだ。
「春と労働の日」であるこの日、国後島のラグンノエ村(ニキシロ)で盛大な祝賀行事が開催された。駐屯するロシア軍の第71435部隊の司令部が主催し、地区行政が支援した祝賀行事には、部隊の隊員や家族、そして国後島で活動する労働組合が参加した。
ロシア国歌の伝統的な演奏の後、隊員と家族は第71435部隊のイリヤ・ズエフ司令官からメーデーの祝福を受けた。この式典には、地区議会議員のイーゴリ・グレベンキン氏とアルメナク・ウルミャンツ氏、そして南クリル正教会のネスター神父も出席した。
参加者は機関銃砲兵連隊の装備品と武器の野外展示に特に興味を示した。この展示は5月5日まで開催され、住民は誰でも観覧できる。軍人による武器使用のデモンストレーションやラグンノエ兵士クラブの代表者によるオリジナルの愛国歌の演奏が行われた。ラグンノエ住民はチームに分かれてリレー競技などに参加した。式典参加者全員にシャシリク(バーベキュー)とそば粥、お茶が振舞われた。(kurilnews.ru 2025/5/2)




