サハリン州では冬の間に傷んだ道路の補修工事が始まった。リマレンコ知事は、サハリン南部の道路の路面陥没カ所の補修を6月1日までに、サハリン北部とクリル諸島(北方四島を含む千島列島)では7月1日までに工事を完了するよう指示した。「まず重要なのは、補修のために購入した資材です。検査で品質が不良であることが判明した場合、工事費は支払われません。次に、アスファルト敷設技術に違反した場合、完成した道路の補修費も支払われません」とリマレンコ知事は語った。
国後島と色丹島の道路におけるアスファルトコンクリート舗装の交換と陥没カ所の補修工事は、複数の段階に分けて実施されている。まず、路面の診断が行われ、道路に生じた陥没カ所が乾燥した後、アスファルト舗装が開始される。南クリル市管区燃料エネルギーコンプレックス・住宅公共事業部の主任ドミトリー・ストレリニコフ氏は「現在、請負業者は、高品質の新しい材料への交換のために、アスファルトコンクリート舗装の撤去作業を開始しています。作業は予定通りに進んでいます」と話している。
同部によると、ユジノクリリスク(古釜布)ではオケアンスカヤ通り、オストロヴナヤ通り、60周年記念通り、ソビエツカヤ通り、グネチコ通り、ミラ通りで合計4,297.33平方メートルの工事が計画されている。
補修工事は、ドリンスコエDRSU株式会社の専門家によって、州および連邦予算の負担により実施されている。この地域の開発における最優先事項は、新規道路の建設と既存道路の舗装であり、これには路面標示の設置、縁石の交換、道路標識および照明の設置も含まれている。(kurilnews.ru 2025/4/18)
国後島で道路補修工事始まる 知事は7月1日までの工事完了を指示
