国後島の執行官事務所の元所長に罰金39万ルーブル 部下のボーナスをだまし取る

国後島の話題

国後島の南クリル地方裁判所は、職務を利用した詐欺罪に問われていた同地区執行官事務所の元所長の女に有罪判決を言い渡した。

元所長は2023年から2024年にかけて、南クリル地方執行官事務所の職員2名に対し、3回にわたり詐欺行為を行った。元所長はサハリン州のロシア連邦保安局長に対し、職員2名にボーナスを支給するよう上申した。その後、ボーナスを支給された職員から、受け取った金の一部を返還するよう求めた。元所長は、連邦保安局に返還する必要があると主張したが、実際には部下から29万ルーブル以上を不法に受け取り、横領した。

元所長は、職務を利用した詐欺(ロシア連邦刑法第159条第3項、第159条第3項、第159条第3項)の罪で有罪となった。裁判において、元所長は罪を全面的に認め、職員に与えた損害を全額賠償した。

裁判所は、酌量すべき事情を全て考慮し、加重すべき事情がないことを踏まえ、39万ルーブルの罰金という形で最終的な刑罰を言い渡した。この刑事事件は、ロシア連邦捜査委員会の特別重要事件捜査第3部が捜査した。(tia-ostrova.ru 2025/9/12)

タイトルとURLをコピーしました