北方領土・国後島の南クリル地区行政府の男性職員が適切な情報提供をしなかったことから「信頼を失った」として解雇された。
国後島を管轄する南クリル地方検察官は、1人の行政府職員による違反行為を特定した。この職員は未成年の子供の収入、支出、財産義務に関する情報を提供しなかった。
検察官はゴミレフスー市長に対して、違反行為を是正し、信頼を失墜させた職員を解雇するよう要求した。
市長は調査を実施したが、この職員は病気休暇を取った後、人員削減を理由に解雇された。しかし、検察官は解雇理由を「信頼を失ったため解雇」に変更するよう訴訟を起こした。
裁判所は検察官の主張に同意し、請求を全面的に認めた。裁判所の判決は法的効力を発し、執行されている。
行政府は、信頼を失ったため解雇された職員の名簿への記載を求める文書をサハリン州政府に送った。(astv.ru 2024/12/4)