国後島 副大臣らが「勝利公園」と「眠れる森の美女」公共空間の整備状況視察

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サハリン州住宅・公共事業省と都市環境問題の専門家が国後島を訪れ、「眠れる森の美女」プロジェクトと「勝利公園」第3期工事の進捗状況を視察した。いずれも連邦プロジェクト「快適な都市環境の創造」の一環として実施されている。

同省によると、快適な都市環境を創造する最優秀プロジェクトを競う全ロシア・コンペティションで優勝した「眠れる森の美女」公共空間の開発は現在、最終段階にある。請負業者は、歩行者用階段の金属構造物を設置し、歩道の敷地を整備している。

ユジノクリリスク(古釜布)の階段は、町の上部と下部を結ぶ都市インフラの重要な要素。ユジノクリリスカヤ湾(古釜布湾)とメンデレーエフ火山(羅臼山)の素晴らしい景色を望むプラットフォームが設​​けられている。ヨガやワークアウトエリア、円形劇場も設置される。

同省のアンナ・サフィナ副大臣は「『眠れる森の美女』複合施設は、国後島の住民にとってお気に入りのレクリエーションスポットになると確信しています。設計段階の議論には住民のほぼ全員が参加したからです。この都市開発のアプローチにより、機能的で美しいレクリエーションエリアを創出できるだけでなく、地域社会の発展に真に地域住民が参加しているという意識を育むことができます」と述べた。

ユジノクリリスクの「勝利公園」については、主要工事は既に完了している。ステージエリアは整備され、歩道の舗装、照明の設置、東屋とベンチの設置が完了している。両プロジェクトとも年末までに完了する予定。

また、2026年のプロジェクト実施計画について議論され、専門家はゴロブニノ村(泊)とユジノクリリスクの公共空間の改善に関する提案を行った。(astv.ru 2025/9/16)

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