南クリル諸島(※北方四島)の住民は、ロシアで最も頻繁に飛行機を利用する人々と言えるだろう。国後島で飛行機に乗ったことがない人に出会うことはほぼ不可能だ。
現在、国後島–サハリン間の航空サービスは、安全性と運航の安定性が引き続き改善されている。国後島メンデレーエフ空港のイーゴリ・ソゾノフ空港長は、南クリル諸島の空の玄関口である同島の現状について語った。

クリル諸島の住民と島を訪れた人々にとって最も注目すべき出来事は、レーダーの設置だ。この装置は、飛行中の航空機に継続的な無線支援を提供し、降雨帯や雷雨を検知し、安全な離着陸を確保する。ソゾノフ空港長は、この設備により、航空機は垂直視程60メートルで着陸判断を下せるようになると説明した。
「機長がこの高度で滑走路を視認できれば、着陸を決定できます。この高度から滑走路が見えない場合は、ゴーアラウンドを行うか、出発飛行場に戻るしかありません。以前は別のシステムを使用していましたが、今後の認証取得に伴い、以前のシステムはこれらの状況には適さなくなりました。そのため、新しいレーダーを導入しました。これは飛行場の気象条件によってしばしば乱れるフライトスケジュールの安定化に役立ちます。本日時点で、飛行場の照明システムと飛行無線支援装置の正常な動作を確認する作業は完了しました」

滑走路の改修作業は今年も継続される。現在進行中のプロジェクトでは、約3,000枚の飛行場スラブの交換が予定されており、昨年は約1,000枚の交換が行われた。
「将来必要であれば、これらの計画は練り直されます。スラブが再び劣化の恐れがある場合は、そのエリアの工事も予定します。さらに、ターミナルのファサードの改修も予定しています。現在、管制塔のファサードの交換工事が進行中です」と空港長は述べた。
現在、空港では通常通り航空機の離発着が行われている。観光シーズンには、運航便数の増加にも対応できるよう準備を整えている。航空会社は夏季に192便の運航申請を提出しており、1日約2便の運航となる。ソゾノフ空港長は「ユジノサハリンスク発着の定期便を運航する機材は、プロペラ駆動のDHC 8-Q300とDHC 8-Q400で、それぞれ50席と70席の仕様となっています」と話している。(kurilnews.ru 2026/2/8)



