国後島 市長がゴロブニノ(泊)の海岸線整備プロジェクトに投票を呼びかけ

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ロシアの連邦プロジェクト「快適な都市環境の形成」(FCUE)の一環として、地域の改善プロジェクトのオンライン投票が行われている。2025年のコンペには、南クリル地区から色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)の公園整備とゴロブニノ村(泊)の海岸線整備の2件のプロジェクトがエントリーしている。

FCUEは大統領の決定により2017年から実施されており、都市の快適性の向上と、市民の都市環境開発への参加促進を目的としている。(プロジェクトが選定されると国家予算から資金が提供される)

ゴロブニノ村の海岸沿いの公共空間を改善するためのプロジェクトでは、駐車場の設置やバレーボールコートの設置などが含まれている。くつろぎのための開放的なガゼボ(西洋風あずま)やベンチといった小さな建築要素の配置、イズメナ湾(裏切りの海峡=野付水道)の美しい景色を望む歩行者エリアの整備、多年生植物の植栽なども計画されている。

ゴミレフスキー市長は自身のテレグラムで「このエリアは地元住民だけでなく、島を訪れる観光客(年々増加している)にとっても、快適な休息の場となる」として、投票を呼び掛けている。(ゴミレフスキー市長のテレグラム2025/5/5)

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