国後島では道路のポットホール補修工事が行われている。道路網の年次点検の一環として、道路局の専門家が4月から5月にかけて、アスファルト舗装の地方公道の点検を行い、くぼみやへこみ、穴などポットホールを特定した。

点検結果に基づき、欠陥報告書が作成され、欠陥の解消に向けたスケジュールが承認され、国後島地方公道の維持管理に関する入札が実施された。

補修・復旧工事の総面積は4,297.33平方メートル。現在、請負業者はユジノクリリスク(古釜布)市街地のオケアンスカヤ通り、オストロヴナヤ通り、レト・ヴルクシム通り60番地、ソヴェツカヤ通り、グネチコ通りで穴の補修工事を行っている。ミラ通り3A番地、3B番地、ミラ通り22番地、ドルージュビ通り9A番地、ナベレジナヤ通りの工事は完了した。
道路補修における品質管理を強化しているサハリン州では2024年からは、リマレンコ知事の指示により、アスファルト舗装、材料、技術を検査する品質基準が導入され、請負業者は欠陥が修復されるまで支払いを受けられなくなった。(国後島の地元紙「国境にて」VK 2025/7/1)
