南クリル地区(国後、色丹、歯舞)の2025年予算案 前年比3割減の44億円

国後島の話題

国後島、色丹島、歯舞群島を事実上管轄する南クリル地区の2025年予算案の概要が公表された。市民公聴会用に作成された地区行政府の資料によると、収入は31億298万ルーブル(約44億円)で、前年の46億8,558万ルーブルから33.8%の大幅減となっている。

収入の内訳は税収等が9億6,481万ルーブル、連邦やサハリン州からの補助金等が21億3,817万ルーブルとなっている。国等からの補助金は2024年の37億6,935万ルーブルから16億ルーブル以上減少した。一方、支出は31億9,946万ルーブルで、9,648万ルーブルの赤字予算となっている。

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