モスクワのメガバンクVTB銀行は、ルーブルが2026年第1四半期に1ドル90ルーブルまで下落し、インフレの不安定な時期になると予測している。VTB銀行第一副総裁のドミトリー・ピアノフ氏は、インターファクス通信とのインタビューで明らかにした。
「新付加価値税（VAT）が施行され、これらの変更が物価に及ぼす影響が明確になる第1四半期は、非常に不安定になるだろう。第1四半期と第2四半期にはインフレ期待が上昇する可能性が高い」とピアノフ氏は指摘した。
ピアノフ氏によると、ロシア中央銀行の取締役会がこれらの変更にどのように対応するかは依然として不透明だという。(tia-ostrova.ru 2025/11/28)
