北方四島の話題

北方四島周辺海域 イワシ漁が好調 今年の漁獲量46万5,000トンと予測

ロシア船団によるイワシ漁が好調だ。すでに昨年より36%多い2万5,000トン以上を漁獲している。2024年のイワシの総漁獲量は57万9,000トンと予測されており、このうち南クリル地区(北方四島)で約46万5,000トン、北クリル(北千島)...
北方四島の話題

択捉島の紗那、別飛 3カ所にレクリエーション広場を整備 11月に完成

択捉島では快適な都市環境形成プログラムに基づき、2024年末までに地区内に新たな広場が3つ同時に誕生する予定だ。23日、サハリン州のリマレンコ知事が現場を視察し、地域の公共スペースの改善状況を確認した。知事は「クリル諸島は年々美しくなってき...
北方四島の話題

択捉島・内岡 州知事が幼稚園建設の遅れを厳しく叱責

択捉島を訪問したサハリン州のリマレンコ知事がキトヴィ村(内岡)で建設中の幼稚園を視察し、当初の予定より工事が大幅に遅れているとして州建設省と請負業者を厳しく批判し、今年11月までに施設の建設を完了するよう指示した。知事は「65人の子供たちが...
エトセトラ

北千島・シュムシュ島(占守島)に野外軍事博物館 州政府がマスタープラン

サハリン州政府は北クリル地区(北千島)開発のマスタープランを公表した。クリル諸島北部では漁業、交通、観光の分野に重点を置きながら、シュムシュ島に軍事愛国的な野外博物館を創設することも盛り込まれている。(サハリン・メディア2023/5/22)
択捉島の話題

択捉島で道路工事急ピッチ オーヨ湾アクセス道路11月完成、内岡—ヤンキト高級ホテル道路は2026年完成

択捉島ではもう一つ、キトヴィ(内岡)と人気の観光地ヤンキトの高級ホテル複合施設を結ぶアクセス道路の建設が昨年始まった。請負業者は「道路の供用開始は2026年。それまでは敷地を全面アスファルト化し、造園工事を行う」とコメントした。
北方四島の話題

国後島沖で貨客船ハイジャック 対テロ特別訓練を実施

北方四島航路で運航されている貨客船「アドミラル・ネベルスコイ」がテロリストグループに乗っ取られた—15日から16日にかけて国後島ユジノクリリスク(古釜布)港及び近海で、人質となった乗客を解放する対テロ特別戦術演習が行われた。サハリン州のロシ...
北方領土ノート

ロシア大使が天皇陛下にプーチン大統領の信任状渡す 外務省は写真撮影認めず「対外公表は望ましくない」

1年以上の空席を経て、今年3月に来日した新・駐日ロシア大使のニコライ・ノズドレフ氏が23日、皇居を訪れ、天皇陛下にプーチン大統領からの信任状を渡す「信任状捧呈(ほうてい)式」に臨んだ。儀式の様子は外務省の要請により、記者団に非公開で行われた...
北方領土ノート

新しいロシア駐日大使が外務省訪問 岡野事務次官と会談

ロシアのノズドレフ駐日大使が今月着任してから初めて外務省を訪れ、これから正式に外交活動を始めることになります。今月上旬に着任したロシアの駐日大使ニコライ・ノズドレフ氏は14日午後、外務省を訪れました。外務省によりますと、ノズドレフ大使は、岡...
北方領土ノート

元島民 根室の小学校で講演 “生の声”で北方領土に関心を

北方領土の元島民の高齢化が進む中、根室市の小学校で色丹島出身の元島民による講演会が開かれました。21日、根室市の成央小学校で開かれたこの講演会には5年生と6年生の児童およそ100人が参加しました。講師は色丹島出身の得能宏さん(90)で、11...
北方領土ノート

「旅人が気の毒だから」北方領土を望む岬の果てに現れたのは

北方領土を指呼の間に望む北海道根室市・納沙布岬の食堂「岬の駅」の入り口に4月、花咲ガニや醤油(しょうゆ)漬けイクラなどが買える自動販売機が現れた。設置したのは食堂を切り盛りする滝沢孝さん(71)。昼間は食堂で「北方四種丼」(イクラ、タコ、カ...