北方領土遺産

北方領土の歴史遺産を研究する 右代啓視さん

ロシアが実効支配する北方領土の国後、択捉、色丹の3島を10回以上訪れ、旧石器時代以降の遺跡や縄文土器、戦前の日本の建造物を調べた。日本人が住んでいたことを示す証しとして、かつて根室市と国後島をつないだ海底通信用ケーブルの中継施設の保全にも取...
北方領土ノート

北方領土の実態、把握に限界 元島民驚き「こんな大きな湖が」

北方領土の歯舞群島と色丹島に大きな地形の変化が起きていた。より詳細な実態把握には現地調査が欠かせないが、ロシアが北方四島を実効支配する中では困難なのが実情だ。戦後、施政権が78年以上及んでいない日本の領土の変化は、衛星画像によって一定程度は...
北方領土ノート

北方領土に新たな湖か 歯舞・色丹で地盤沈下進む 衛星画像分析、東方沖地震が影響か

北方領土の歯舞(はぼまい)群島と色丹島で地盤沈下が進み、過去40年間に地形が大きく変化している可能性が高いことが分かった。北海道新聞が40年間の衛星画像と戦前の地図を基に分析した。色丹島が約50センチ沈降した1994年の北海道東方沖地震など...
北方領土ノート

2月7日の「北方領土の日」前に 都城市で北方領土返還を求める県民集会

2月7日の「北方領土の日」を前に都城市で、北方領土問題について考える集会が開かれました。これは、北方領土の早期返還に取り組んでいるボランティア団体、「北方領土返還要求宮崎県民会議」が開いたもので、集会には、市民らおよそ80人が参加しました。...
北方四島の話題

国後島の「泊山」535mから見た「羅臼山」882m

ゴロヴニン火山(泊山535m)から見たメンデレーエフ火山(羅臼山882m)。国後島は4つの火山からなる島だとよく言われるが、これは完全に正しいとは言えない。国後島には4つ以上の火山がある。クレーターがはっきりと見えるものだけでなく、その下に...
北方四島の話題

「海の島々—クリル諸島」展覧会 サハリン美術館で開催

サハリン州立美術館で2日、展覧会「海の島々—クリル諸島(北方四島を含む千島列島)」が開幕した。この展覧会にはサハリンや極東の芸術家による絵画やグラフィックなどが展示されている。同美術館は「クリル諸島はロシアにとって戦略的に重要です。ロシアと...
北方四島の話題

色丹島・穴澗湾にトドの群れが到着

色丹島のクラボバヤ湾(穴澗湾)にトドの群れが姿を現した。色丹島では暦の上で春を予感させる兆しのひとつがトド。海の巨人の群れがエサを求めて湾に到着している。地元の動植物の専門家イリーナ・シューさんの投稿(Shikotan telegraph ...
北方四島の話題

2024年は「家族の年」–国後島・古釜布でオープニングイベント開催

2024年は「家族の年」--国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区中央広場で4日、「家族の年」の開会式が行われた。家族の保護と伝統的な家族的価値観を守るため、昨年11月、プーチン大統領は2024年をロシアの「家族の年」と宣言する法令に署名。...
北方領土ノート

平和条約、交渉も無理 前大統領の「容認」を訂正―ロシア外務省

ロシア外務省のザハロワ情報局長は31日の記者会見で、日本との平和条約締結交渉は、ウクライナ侵攻を受けた日本の対ロ制裁を理由に「2022年3月21日」付の声明で中断したと改めて指摘した。メドベージェフ前大統領は、北方領土抜きの平和条約交渉なら...
北方領土ノート

国後・色丹で軍事愛国教育月間が始まった 日本では北方領土返還運動強調月間

1月29日、軍事愛国教育月間の開幕を祝う厳粛な集会が国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル中等学校で開催された。開会式にはパベル・ゴミレフスキー市長をはじめナタリア・サヴォチキナ市議会議長、ラリサ・ネメシナ教育長、生徒、教師が出席した。...