国後島の話題 国後島での正教復活の歴史と公現祭の沐浴 教区の初代主教アルカディ司教は1993年に国後島を訪れ、ユジノクリリスク(古釜布)の地区行政の集会所で3日間、礼拝を行った。大人も子供も洗礼を受けた。ついこの間まで無神論者だった地区執行委員会、ソビエト共産党地区委員会の職員らが集会所に家族全員でやって来て、アルカディ司教から洗礼を受けたことは驚くべきことだった。3日間で、住民50人以上が正教を受け入れた。 2025.01.20 国後島の話題
日ロ関係 ロシア首相「日本センター」の活動に関する覚書の破棄を命じる ロシア政府は、ロシア国内で人材育成などに対する支援を行ってきた「日本センター」の活動に関する日露二国間文書を破棄した。ロシアのミハイル・ミシュスチン首相の命令が、公式の法律情報ポータルに掲載された。 2025.01.18 日ロ関係
気まま Gloriaと雪割小桜~ビザなしの再開を願って 1991年3月11日、まだ幼かった息子の手を引いて、Gloriaは南米チリからやって来た。ぼくがバックパックを担いで海外を歩いていた頃、チリの港町バルパライソで出会い、気が付くと一緒に暮らしていた。じきに旅の資金が尽き、ぼくは一足先に帰国。... 2025.01.18 気まま
サハリン 2024年サハリンに輸入された日本車は4.112台、すべて個人輸入 中国からは28台 2024年にサハリンに輸入された自動車は4.112台となり、前年より156台多かった。サハリン税関の発表によると、ほぼすべてが日本車で個人輸入されたものだ。また、ネベリスク海上検問所を経由して中国からサハリンに輸入された自動車も28台あった。 2025.01.18 サハリン
国後島の話題 極寒の川で沐浴 国後島で18日にロシア正教会の伝統行事 北方領土の国後島では18日夜、ロシア正教会の「神現祭(主の洗礼祭)」に合わせて、川で信者が沐浴して身を清める伝統行事が行われる。人々は十字架の形に作られた「ヨルダン」と呼ばれる氷の穴の中に飛び込む。「ヨルダン」はユジノクリリスク(古釜布)から8キロメートル離れた川に設けられる。 2025.01.17 国後島の話題
国後島の話題 サハリン州 教育施設の建設と改修工事が過去最高を記録 国後島・泊では幼稚園と中等学校開設 南クリル地区の国後島では島南部のゴロブニノ村(泊)に、学校と幼稚園の複合施設がオープンした。定員は100人で、小学生60人と幼稚園生40人である。隣のドゥボヴォエ村の子供たちもここで学んでいる。 2025.01.17 国後島の話題
択捉島の話題 択捉島「クリル地区名誉市民」の推薦書類の受付始まる これまで授与されたのは1人だけ サハリン州クリル地区議会は「サハリン州クリル地区名誉市民」の称号授与にかかる推薦書類の受付開始を発表した。これまで名誉市民の称号とバッジを授与されたのはミハイル・ヤコブレヴィチ・ウラルスキー氏ただ一人である。1970年にクリリスク(紗那)に移住したウラルスキー氏は地元紙「クラスヌイ・マヤーク」の編集局で30年以上働いた。2023年に88歳で死去。 2025.01.17 択捉島の話題
サハリン サハリン州知事がウクライナでの戦死者の公表中止 ロシア国防省の要請受け サハリン州政府は、ウクライナ東部の特別軍事作戦で殺害されたサハリン州出身兵士に関する情報の公表を中止した理由を説明した。この慣例を中止するよう要請したのはロシア国防省だったと、州当局は明らかにした。 2025.01.17 サハリン
気まま 日ロは『隣人』— 堀さんの『遺言』 昨年11月28日、札幌市内のホテルで元北海道知事の堀達也さんの聴き取りをまとめた「激動の2922日 道政8年の記憶」(共同文化社)の出版を祝う、ごく内輪の会が開かれた。つい一週間前に89歳の誕生日を迎えた堀さんは、とてもお元気だった。 2025.01.16 気まま
北方領土遺産 『日ソ混住時代の北方領土』事件・事故ファイル➂ ソ連占領後、日本人とソ連人が混住していた時代の北方領土・択捉島の出来事をつづった本『私たちは普通の日本人と一緒に始めました! (クリル諸島1945 – 1950)』(アナトリー・サモリュク著)の中には、とても信じられないような出来事が紹介されている。 2025.01.16 北方領土遺産