ユジノサハリンスク市が2025年からの観光税の導入見送り 州政府「ホテルが疑問を持たないようシステムを確立する必要がある」

サハリン

2025年から観光税の導入方針を示していたユジノサハリンスク市議会は、導入時期の先送りを決定した。市議会と協議した後、サハリン州政府のアルチョム・ラザレフ観光大臣が語った。

サハリン州では各自治体の判断で観光税の導入が可能になったことで、ユジノサハリンスク市や択捉島を管轄するクリル地区などが導入の意向を示していた。ユジノサハリンスク市では2025年の予算に観光税約3000万ルーブルを計上していた。

ラザレフ大臣は「本日、ユジノサハリンスク市議会しの会議で、観光税の導入を延期することを決定しました。観光税は、市に観光インフラを開発するさらなる機会を与える良い措置だと私は今でも信じています。しかし、今は、代理店となるホテルに疑問が生じないように、管理システム全体を確立する必要があります」と観光大臣はコメントした。

観光税は2025年1月から、税率は1%、1日あたり100ルーブル以上でスタートし、税率は毎年1パーセント上昇して2029年に5%とする。(sakh.online 2024/11/22)

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