今年、北方四島を含むサハリン州では沈没船 24 隻が撤去される予定だ。今年から、この作業は新しい国家プロジェクト「生態学的福祉」の枠組み内で実施される。
サハリン州政府のマキシム ジョゴレフ運輸・道路施設大臣は「海洋環境への被害を防ぎ、サハリン州の観光の可能性を高めることを目的としている。リマレンコ知事の指示により、州は沈没船のリサイクルを加速させ、2022 年以降、サハリンとクリル諸島の海域から 72 隻の沈没船が撤去されている。スクラップ金属のリサイクルによる収益は州予算に充てられる」と述べた。
サハリン州では、2022年度は4隻、2023年度は30隻、2024年度は38個の沈没船、座礁船を撤去した。この中で2021年にホルムスク堤防近くで座礁した外国船シン・ユアン号の解体にも着手した。(astv.ru 2025/1/16)

