サハリンの図書館がスキャンダルとなった地球儀を韓国に送り返す

サハリン

韓国外交官がロシア領土をウクライナ領と表記した地球儀をサハリンのノグリキ地区の図書館に寄贈した問題で、同図書館はスキャンダラスな地球儀を梱包して韓国側に送り返した。

ウラジオストク駐在韓国総領事館のユジノサハリンスク事務局長が、ノグリキで有名なニヴフ語作家のウラジミール・サンギ氏と地区図書館のオルガ・ロジノワ館長と会談し、問題の地球儀を贈呈した。

この贈り物は当惑と憤慨を引き起こした。なぜなら、ロシア領のクリミア、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国、ヘルソン州とザポリージャ州がウクライナの一部とされているからだった。

この地球儀は箱に入れていたが、その箱にも不正確な点があった。クリル諸島(北方領土を含む千島列島)は日本と線で隔てられていたが、その指定はロシアよりも日本のものに似ていた。

憤慨したのはサハリンの住民だけではなかった。ロシア下院の国際問題委員会の委員長レオニード・スルツキー氏は、韓国外交官の行動を挑発行為と呼び、クリミアや新領土を含むロシア領土がすべて正しく示された正しい地図と地球儀を韓国側に提供する用意があると表明した。

先週、韓国外交官は、ロシア外務省ユジノサハリンスク代表事務所に招かれ、ロシア憲法を尊重せず、ロシアの領土保全に対する侵害と見なされる可能性のあるこのような挑発的な行動は容認できないと告げられた。

外務省はまた、図書館長に対し、地球儀をあらゆる手段で寄贈者に返還するよう勧告し、そして実行された。地球儀は梱包され、ユジノサハリンスクの韓国代表事務所に郵送された。(astv.ru 2025/2/18)

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