サハリン地域、沿海地方、カムチャツカ地方を周遊する夏と冬の新しいクルーズルートが開設される。ロシア極東・北極開発省が検討している。
夏と冬のクルーズルートは、サハリン、沿海州、カムチャツカの主要な港湾都市や自然保護区、文化センターをカバーする。
同省のアレクセイ・チェクンコフ大臣は「海上クルーズルートのネットワークの開発により、ロシア人旅行者と外国人旅行者の両方にとって極東の観光の魅力が高まり、観光スポットへのアクセスが向上し、インフラと観光サービスの発展にさらなる刺激を与える」と指摘した。
同省によると、現在、クルーズ船の受け入れに必要なインフラがウラジオストクとペトロパブロフスク・カムチャツキーにある。コロナウイルスのパンデミックが発生する前、ウラジオストクには定員5,500人以上のクルーズ船が頻繁に運航されていた。2019年にはクルーズ旅行で訪れた観光客は2万8,000人を超えていた。(タス 2024/11/8)