サハリン州は、ロシア国防省が主催する「国民の兵役義務の準備および若者の愛国教育に関する体系的な取り組み」コンテストで決勝に進出した。2024年の取り組みが極東で最高と認められ、最終的にノミネートされた上位5地域に入った。
サハリン州のほかには、アディゲ共和国、モルドヴィア共和国、コストロマ州、サンクトペテルブルクが選ばれている。審査結果に基づいて最優秀地域が選ばれ、ロシア連邦国防省のチャレンジペナントが授与される。
4月1日から4日まで、審査委員会のメンバーがサハリンを訪れ、取り組みについてヒアリングを行う。そこでは、「軍事問題」プロジェクトがあり、(ウクライナの)軍事作戦に参加した復員軍人が、市民向け基礎軍事訓練学校での教育に携わる取り組みが説明される。この取り組みは、帰国したSVO参加者が民間生活で自分の使命を見つけるのを支援するためのものだ。
また、成人向けの軍事スポーツトレーニングプログラム「準備はいいか!!」もある。参加者は極限状態または軍事状況での行動と戦術医学を学んでいる。 2024年、サハリンとクリル諸島(北方四島を含む千島列島)の住民5,200人が軍事スポーツ訓練コースを修了した。
メンバーは、軍事技術スポーツセンター、ロシア捜索運動、軍事愛国クラブ「パトリオット」、教育・方法論センター「アバンガルド」、博物館・記念複合施設「ポベーダ」、サハリン州立大学軍事訓練センター、教育機関を訪問する。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/3/21)