サハリンの「勝利」博物館に国産兵器24点展示

サハリン

ユジノサハリンスクのポベダ(勝利)博物館・記念館敷地内に軍事装備展示通路がオープンした。大祖国戦争時の戦闘で赤軍が使用した兵器など国産兵器24点が展示されている。

開会式に出席したサハリン州のリマレンコ知事は「今年は大祖国戦争勝利80周年、そして軍国主義的な日本に対する勝利を祝いました。軍事パレードや戦闘再現イベントを開催し、シュムシュ島(占守島)軍事史跡複合施設の第一期を開館しました。本日、ポベダ博物館・記念館で新しい展示を始めます」と挨拶した。知事によると、展示されている兵器はロシア軍の強さを幾度となく示してきたもので、島民全員がこれらの武器に触れ、ロシアの強さを実感できるようになった。

展示された兵器は、大祖国戦争勝利80周年と軍国主義日本に対する勝利を記念し、ロシア国防省とサハリン州ロシア連邦保安庁国境局から州に寄贈された122m榴弾砲(1938年型)、音響誘導システムを備えた国産初の魚雷SET-40、85mm野砲 D-44などでの国産兵器で、かつて砲兵、空挺、国境警備隊で使用されていたものだ。(sakh.online 2025/12/14)

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