2024年サハリンと北方四島、千島列島を訪れた観光客27万2,000人 パンデミック前の水準に戻る

サハリン
2024年に国後島の材木岩を訪れた観光客グループ(クリル自然保護区ウエブサイト)

 2024年にサハリンとクリル諸島(北方四島を含む千島列島)を訪れ宿泊した観光客は27万2,000人を超え、新型コロナ感染拡大前の水準に戻った。サハリン州観光大臣アルチョム・ラザレフ氏がテレグラムチャンネルで報告した。
 2017年は26万1,000人だった。2025年には、約30万人の観光客を受け入れる計画となっている。「パンデミック前の水準に戻り、産業を復興させただけでなく、最高の指標も達成しました。昨年と比較すると、予想通り11%の増加となりました」とラザレフ大臣は指摘した。
 ラザレフ氏によれば、サハリンで行われた大規模なイベントは観光客の増加に重要な役割を果たした。サハリンでは全ロシア青年フォーラム「オストロヴァ」や国際フォーラム「サハリンの石油とガス」といった連邦規模のイベントが開催されてきた。エコルートやゴルニ・ヴォズドゥフ・スキーリゾートも観光客誘致に貢献した。富裕層観光客の間ではサハリンとクリル諸島が最も人気のある旅行先となっている。(sakh.online 2025/5/1)

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