北方領土の国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区では、2024年の道路補修・建設計画に沿って道路補修工事が行われている。工事は、サハリン州予算と連邦予算を使って行われている。 国後島と色丹島の道路の未舗装区間の解消は州道路開発の優先事項と位置付けられている。
サハリン州の国営企業「ドリンスコエ道路修理・建設管理」(サハリン・ドリンスク)のステパン・サンドゥツァ総局長が率いる20人の専門家が色丹島のクラボザボツコエ村(穴澗)の未舗装道路で舗装工事を行っている。現在、トルゴヴァヤ通りの一部で工事が進められ、この後クラボザボツコエ村からマロクリリスコエ村(斜古丹)に向かうアクセス道路にアスファルトが敷かれる予定だ。
道路の舗装工事には道路標識の設置、安全地帯の整備、照明や柵の設置、造園工事も含まれている。(サハリン・メディア2024/11/19)



