「世界の果て」色丹島で勤労体験 ロシア学生旅団60人

色丹島の話題

ロシアの学生漁業旅団の若者たちが色丹島を訪れ、クラボザボツコエ村(穴澗)にある「クルリリキー・ルィバク」の工場で労働を体験しながら島の自然を満喫している。

ロシア最大の青年労働運動組織「地域間学生漁業旅団」(RSO)の取り組みで、国内6地域から60人の学生が参加。第一陣の30人が「世界の果て」小クリル列島の色丹島で勤労体験を行っている。

クラボザボツコエ村の工場では、1日最大800トンの製品を生産する作業が盛んに行われており、学生たちはこの工程において重要な役割を果たしている。

アレクサンドル・マリニン工場長は「学生漁業旅団の参加により、今年は生の魚5万トンの漁獲と3000トンの切り身の生産という2つの記録を樹立しました。漁期がまだ終わっていないことを考えると、これは素晴らしい数字です」と語った。

RSO農業部副部長のパベル・シャイキン氏は「収入に加えて、学生たちは旅のロマンに惹かれて色丹島にやってきます。国内で最も辺境の島の一つで働くというのは、とてもユニークな体験だと思います」と話している。(RSOテレグラム2025/7/28)

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