色丹島・斜古丹 ロシア正教・新教会の完成遅れる

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色丹島・斜古丹で建設中の新教会

色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)で建設されている新しいロシア正教の教会は当初2025年完成予定とされていたが、工事が遅れている。テレグラムチャンネル「Shikotan Telegraph」(2025/11/30)によると、「2023年に着工し、モスクワ総主教ティコンの聖なる安息100周年にあたる2025年までに完成する予定でした。2025年は終わりに近づいていますが、完成はまだ先のことです。この複合施設には、教会に加えて、宗教教育センターと司祭館も含まれる予定でしたが、このプロジェクトは野心的すぎ、長期にわたるものになる運命でした」と書いている。

建設は、サハリン州最大級の水産加工工場の一つであるオストロブノイ水産加工場(斜古丹)が資金提供している。

「Shikotan Telegraph」は「色丹島には19世紀後半からアイヌ正教徒のコミュニティが存在していました。(※ロシア正教に帰依していた千島アイヌを指す)色丹島と正教との精神的な繋がりを象徴する正教会や礼拝堂は、島にとって絶対に不可欠です」と結んでいる。

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