色丹島のロシア正教会焼失 新教会は建設中

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色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)でモスクワ公ダニエルを祀る聖堂が焼失した。火災は7月4日の午後に発生し、島唯一の教会は完全に焼失した。

主任司祭のセラフィム神父はアンティミン、祭壇の福音書、聖なる没薬(聖油の没薬は、額に油を塗る儀式に用いられる) を炎から救い出すことに成功した。セラフィム神父によると、火災の原因は調査中だが、放火の可能性はないという。

「教会内のすべての電気器具はオフにされ、ろうそくもすべて消されていました。白昼堂々教会に放火することは到底不可能です。ネズミが配線を損傷したことは認めますが、今のところ他に説明のつかない点があります」(pravoslavie.ru 2025/7/4)

マロクリリスコエ村には必要なインフラを備えた新しい石造りの教会が建設中。しかし、建設に長期間を要する現地の状況を考えると、正教徒たちは新しい地元の教会の門戸を再びくぐることができる時が来るまで待たなければならないだろう。石造りの教会がクリル諸島の悪天候やその他の困難にも耐えられることを願っている。(Shikotan telegraph 2025/7/5)

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