サハリン州のリマレンコ知事が色丹島を視察した。知事は、色丹島の村々における住宅の維持管理状況と中庭の改修状況を視察した。クラボザボツコエ(穴澗)のストロイテリナヤ通り1番地にある建物の中庭では、大規模な補修工事が盛んに行われている。請負業者は、道路の舗装、排水路、屋外照明、造園、ゴミ箱付きベンチの設置などを行っている。過去数年間で、この地区では15の中庭が改修され、さらに3つが今年末までに完了する予定。

中庭に加え、集合住宅の地下室も改修されている。クラボザボツコエとマロクリリスコエ(斜古丹)の2つの村では、工事が今年中に完了する予定でだ。
知事は「地下室の状態は、建物での生活の質を大きく左右します。水が溜まると、不快な臭いや湿気が発生し、建物の劣化が早まります。そのため、私たちは地下室の計画的な改修に着手しました。そして、問題が完全に解決されるまで、住民の利益のためにこの作業を継続していきます」と述べている。
知事はまた、マロクリリスコエ村の公共公園の建設の進捗状況を視察した。縁石が敷かれ、スケートパークも設置されたが、設計ミスのため工事は完了していない。設計書類更新後、公園のフェンスの交換、照明の更新、ビデオ監視システムの設置が行われる。多目的運動場、自転車道、ゴム舗装のランニングトラックも増設される。計画では、特殊作戦の英雄たちを記念した通りの整備と、景観整備も予定されている。(astv.ru 20205/11/7)



