色丹島を訪れた旅行者は「ロビンソン・クルーソー湾」にたどり着き、そこに鳥の楽園を発見した。現在、そこに生息しているのはカモメとエトピリカだけだった。
アナスタシアと彼女の友人は、島を横断する旅をして、カヤックに乗ってジミトロフ湾(イネモシリ付近)からベジミャナヤ湾(トイロ付近)に行った。
ルートの主要部分は、小クリル自然保護区の海域を通過した。途中で、旅行者は信じられないほど美しい断崖や岩、洞窟、小さな湾に遭遇した。
旅行者の主な関心は、ソ連時代に映画「ロビンソン・クルーソーの生涯と驚くべき冒険」が撮影されたベジミャナヤ湾だった。何百羽ものカモメとエトピリカがそこに巣を作っていた。
このビデオは「極東–冒険の地」コンテストに参加している。極東旅行に関する最優秀ビデオの賞金は 300 万ルーブル。コンテストはユーリ・トルトネフ副首相の主導で、ロシア極東・北極圏発展省などの支援を受けている。(astv.ru 2024/10/24)
ソ連の長編映画「ロビンソン・クルーソーの生涯と驚くべき冒険」
1972 年にオデッサ映画スタジオで制作それた。監督はスタニスラフ・ゴヴォルキン。この映画は1973年8月27日に初公開され2,630万人の観客が鑑賞した。
ロシア語版ウイキペディアによると、映画の主要部分は、亜熱帯気候のアブハジアのスフミ地方で撮影されたが、海からロビンソン島を眺めるほとんどすべての景色は、色丹島のクライ・スベタ(世界の終わり岬=エイタンノット岬)とアスコルド諸島で撮られたという。
映画の中の色丹島らしき映像を見ると、ベジミャナヤ湾も映っている。