ソ連軍侵攻

国後島の話題

戦後80年、北方領土の日本人島民とロシア人島民

国後島在住の元教師で同地区の名誉市民でもあるユーリ・アレクセーエヴィッチ・コロビツィンさんが75歳の誕生日を迎えるという記事が行政府のテレグラムで紹介されていた。今年は戦後80年、北方四島へのソ連軍侵攻から80年でもあるが、この元教師はソ連軍侵攻から5年後に島で生まれたことになる。四島で生まれたロシア人島民の最初の世代だ。
北方領土遺産

北方領土遺産「セルツェ-心 遥かなるエトロフを抱いて」

1945年7月14日。根室空襲に遭遇し、父親を亡くした山本少年は幼い妹の手を引いて、命からがらふるさと択捉島の蘂取にたどり着く。そこで待ち受けていたものは……ソ連軍侵攻だった。アメリカ軍に父親を殺され、ソ連軍にふるさとの島を奪われた少年の軌跡。忘れてはいけない物語が、ここにある。