歯舞群島の話題 北方領土・歯舞群島の勇留島近くの「無名の2の島」にロシア名が付けられる 地方公共財団「サハリン文化財団」による小クリル列島(色丹島と歯舞群島)の2つの島に名前をつける取り組みが、サハリン州議会で検討された。同財団は北方領土・歯舞群島の勇留島東にある2つの無名の島に「ニコライ・カサトキン」、「イノケンティ・ヴェニアミノフ」という名前を付けることを提案。州議会は3月28日まで北方領土を含むサハリン住民から意見を集約するよう勧告した。 2025.02.06 歯舞群島の話題
北方四島の話題 北方領土・水晶島 老朽化した木造礼拝堂を石造りに建て替え ロシア正教会が決定 2024年9 月 23 日、ユジノサハリンスク・クリル諸島教区のニカノル大司教がクリル諸島小海嶺(色丹島と歯舞群島)にあるタンフィリエフ島(水晶島)を訪れ、2005 年に島に建てられたテッサロニキ聖デメトリオス礼拝堂の保存を目的としたオフサイト・ミーテイングを開催した。 2025.02.03 北方四島の話題
国後島の話題 国後島での正教復活の歴史と公現祭の沐浴 教区の初代主教アルカディ司教は1993年に国後島を訪れ、ユジノクリリスク(古釜布)の地区行政の集会所で3日間、礼拝を行った。大人も子供も洗礼を受けた。ついこの間まで無神論者だった地区執行委員会、ソビエト共産党地区委員会の職員らが集会所に家族全員でやって来て、アルカディ司教から洗礼を受けたことは驚くべきことだった。3日間で、住民50人以上が正教を受け入れた。 2025.01.20 国後島の話題
国後島の話題 極寒の川で沐浴 国後島で18日にロシア正教会の伝統行事 北方領土の国後島では18日夜、ロシア正教会の「神現祭(主の洗礼祭)」に合わせて、川で信者が沐浴して身を清める伝統行事が行われる。人々は十字架の形に作られた「ヨルダン」と呼ばれる氷の穴の中に飛び込む。「ヨルダン」はユジノクリリスク(古釜布)から8キロメートル離れた川に設けられる。 2025.01.17 国後島の話題
色丹島の話題 北方領土・色丹島の斜古丹 ロシア正教会の建設進む 北方領土・色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)ではロシア正教会の建設が続けられている。教会には、20世紀の革命とその後の混乱期にロシア正教会を統治したモスクワと全ロシアの総主教聖ティホンの名が冠されることになる。教会の建設は今年中に完了する予定。 2025.01.04 色丹島の話題
北方領土遺産 択捉島最大の日本人墓地「紗那墓地」の目の前にロシア正教の礼拝堂建つ 北方領土の択捉島・紗那にある日本人墓地「紗那墓地(リコップオマナイ)」の近くにロシア正教の礼拝堂が建設された。地元紙「赤い灯台」が伝えたもので、礼拝堂の空撮を見ると日本人墓地の直ぐ目の前にあることが分かる。 2024.12.06 北方領土遺産
択捉島の話題 択捉島・紗那 ウクライナでの特別軍事作戦で命を捧げた兵士を称える礼拝堂建設 地元起業家ゴルチャエフ兄弟が私費で建てる 北方領土・択捉島の中心地クリリスク(紗那)に、ウクライナ東部での特別軍事作戦で祖国を守るために命を捧げた兵士たちを称え、記念するロシア正教の礼拝堂が建てられた。ウクライナで兄を亡くした島の起業家アレクサンドルとドミトリーのゴルチャエフ兄弟が私費で建設した。 2024.12.06 択捉島の話題
択捉島の話題 北方領土の択捉島・紗那でロシア正教会の建設工事始まる 3階建て高さ23.5mで2年以内に完成 北方領土・択捉島クリリスク(紗那)で、聖三位一体教会の建設工事が始まった。建築許可書類によると、建物は面積620平方メートル以上で、300人以上を収容できる。教会は3階建てで、高さは23.5メートルになる。 2024.11.22 択捉島の話題