元島民

北方領土ノート

北方領土 カウントされない310人の「新元島民」

北方領土の元島民の人数が11月末現在で4998人(速報値)となり、5千人を下回ったことが千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)のまとめで分かった。1945年(昭和20年)8月の終戦直後に住んでいた1万7291人の29%となった。(中略)平均年齢も9月末時点で89.0歳に達している
ビザなし・墓参

北方領土 ことしの洋上慰霊終了も課題残る

北方領土の元島民などが船の上から先祖を供養することしの「洋上慰霊」は9月下旬までにすべての日程を終えましたが、悪天候などの影響で、予定どおりに実施できておらず、関係者からは「元島民だけでも島に行き、墓参できるようにしてほしい」という声が上がっています。
北方領土遺産

北方領土遺産「セルツェ-心 遥かなるエトロフを抱いて」

1945年7月14日。根室空襲に遭遇し、父親を亡くした山本少年は幼い妹の手を引いて、命からがらふるさと択捉島の蘂取にたどり着く。そこで待ち受けていたものは……ソ連軍侵攻だった。アメリカ軍に父親を殺され、ソ連軍にふるさとの島を奪われた少年の軌跡。忘れてはいけない物語が、ここにある。