免税制度

北方四島の話題

北方領土を含む千島列島に投資する企業に対する免税制度を拡充へ 首相が閣議で発表

ロシア政府は、クリル諸島(注:北方領土を含む千島列島)でのビジネスにとってより快適な条件を作り出すことを目的とした税制改正を検討する。ロシアのミハイル・ミシュスチン首相が閣議で発表した。
千島列島

北方領土を含む千島列島「免税制度」の適用拡大 ロシア財務省「この地域の開発にさらに多くの投資家が集まるだろう」

立法活動に関するロシアの政府委員会は、クリル諸島(北方領土を含む千島列島)で新たな投資を行う企業に税制優遇を受ける機会を拡大する取り組みを承認した。ロシア財務省は、極東・北極圏開発省と共同で関連する法案を作成した。
択捉島の話題

ロシア企業が「免税制度」を活用し択捉島にホテル建設 投資額5,000万ルーブル2027年完成

2022年に千島列島に導入された免税制度(KORF)を活用してロシア企業「アトール」が北方領土・択捉島にホテルを建設する。投資額は5,000万ルーブル以上で、2027年に客室15室とカフェを備えた新しいミニホテルをオープンする予定。施設は免税制度の枠組み内で建設され、20年間にわたり所得税をはじめ土地、輸送、財産に対する税金が免除される。