北方四島

千島列島

対日戦勝80周年で千島列島・占守島に野外軍事歴史記念施設 ソ連軍が上陸した今年8月18日までに整備

大祖国戦争(ナチスドイツとの戦争)、第二次世界大戦、軍国主義日本に対する勝利から 80 周年となる今年、北千島のシュムシュ島(占守島)にクリル上陸作戦(北方四島を含む千島列島への上陸作戦)の記念施設が建設される。クリル諸島での赤軍兵士の偉業を永続させるための作業の進捗状況が、サハリン州政府の会議でリマレンコ知事に報告された。
国後島の話題

戦後80年、北方領土の日本人島民とロシア人島民

国後島在住の元教師で同地区の名誉市民でもあるユーリ・アレクセーエヴィッチ・コロビツィンさんが75歳の誕生日を迎えるという記事が行政府のテレグラムで紹介されていた。今年は戦後80年、北方四島へのソ連軍侵攻から80年でもあるが、この元教師はソ連軍侵攻から5年後に島で生まれたことになる。四島で生まれたロシア人島民の最初の世代だ。
北方四島の話題

「サハリン–北方四島」の航空運賃差別化 地元住民8,500ルーブル、観光客1万8,000~2万ルーブルに

サハリン州政府は、観光客が増加しているクリル諸島(北方四島)路線など州が補助金を出して低く抑えている航空運賃について、地元住民からの要望を踏まえて、州外から来る観光客の運賃を高く設定する。早ければ3月1日から実施する。
サハリン

沈没船「一掃」プロジェクト 今年は北方四島を含むサハリン州で24 隻撤去予定

今年、北方四島を含むサハリン州では沈没船 24 隻が撤去される予定だ。今年から、この作業は新しい国家プロジェクト「生態学的福祉」の枠組み内で実施される。
北方四島の話題

北方四島住民の負担軽減 旅費に加えて海上ターミナル利用料も補償 治療でサハリンへ通院する場合

サハリン州政府は治療などでユジノサハリンスクの病院を訪れるクリル諸島(※この場合北方四島)の住民の負担を軽減する措置として、海上ターミナルの利用料金を新たに補償することにした。
北方四島の話題

北方四島を含む千島列島社会経済発展プログラム 2025年の予算総額は今年の半分以下に

サハリン州議会の予算・税制・経済発展委員会の合同会議で、2023年と2024年の連邦プログラム「クリル諸島(サハリン州)社会経済発展計画」の実施に州の予算資金がどのように使用されたかが議論された。
北方四島の話題

北方四島に大量の医薬品が届く 処方箋で購入する患者向け サハリン州が遠隔地への配達を予算措置

南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島管轄)とクリル地区(択捉島、ウルップ島など管轄)の国営薬局チェーン「ファルマシア」に、処方箋により薬を購入する優先カテゴリーの患者向けの医薬品が届いた。
北方四島の話題

北方領土ガソリン・クライシス 14日色丹に輸送船到着、国後では荷下ろし待ち

サハリン州エネルギー省はクリル諸島(北方四島を含む千島列島)のガソリン不足を解消するためにあらゆる対策が講じられていると報告した。14日には色丹島で燃料が荷降ろしされ、15日時点ですでに販売中だ。
択捉島の話題

ガソリン不足の北方四島 択捉島で販売制限導入

択捉島を管轄するクリル地区行政府は、ガソリン供給が滞っていることから、島内でガソリン販売制限を導入した。AI-92(レギュラー) は警察、救急車、教育機関の車両のみ使用可能とし、AI-95(ハイオク) は、1 回の給油で最大 30 リットルまで、車両のタンクに限って購入できる。
北方四島の話題

北方四島は外国人にとって魅力的な場所になっている ルーマニア公使もイギリス人も、そして日本人観光客もやって来た

南クリル諸島(※北方四島)へのビザなし観光(※北方四島交流事業のこと)は「消え去った」。日本人観光客が来なくなったことによる隙間は、ロシア人自身によって積極的に埋められている。昨年、国後島と色丹島には8,300人の観光客が訪れた。これは公式の観光客だけで、親戚を訪ねて来た人などは数えていない。今年に入ってからの9か月間で、すでに観光客は7,200人に達した。