国後島の話題 北方領土の自然保護区を守る 国家検査官の仕事 国後島のクリル国立自然保護区保安局が2024年の活動報告をまとめた。国家検査官は、クリル自然保護区の領域(国後島) 6万5,900ヘクタールとマロ・クリル保護区(色丹島と歯舞群島)の 6万7,900ヘクタールを監視している。マロ・クリル保護区の 3 人を含め、保安局には10人の国家検査官がいる。 2025.01.22 国後島の話題色丹島の話題
択捉島の話題 ギドロストロイ社のトロール漁船など5隻 漁獲量が多い漁船トップ20にランクイン 2024年のロシアの水産物漁獲量は488万トンを超えたが、そのうち370万トンは極東の漁船によるもので、さらにそのほぼ3分の1は20隻の漁船によって占められている。漁獲量が最も多かった上位20隻の漁船が発表され、サハリンからランクインした5隻の漁船はすべて、択捉島発祥の水産企業ギドロストロイ社所属だった。 2025.01.22 択捉島の話題
北方四島の話題 北方領土の択捉島沖でマグニチュード5.0の地震が発生 1月21日サハリン時間の午前6時19分、南クリル諸島(北方領土)沖の太平洋でマグニチュード5.0の地震が発生した。択捉島、色丹島、国後島では最大3ポイントの揺れが感じられた。 2025.01.22 北方四島の話題
国後島の話題 北方領土・国後島の近布内に新しい診療所が完成 2月に中央ロシアから勤務医が到着 北方領土・国後島にある人口545人のオトラダ村(近布内)に新しい診療所がオープンした。診療所の面積は394平方メートルで、診察予約やさまざまな医療処置を行うための医療機器がすべて揃っている。 2025.01.22 国後島の話題
日ロ関係 ロシアの日本センターが業務停止へ 覚書破棄はロシア外務省が主導 日本政府の林官房長官は20日、ロシア側が日本センターに関する覚書を一方的に破棄した決定は受け入れられないとしたうえで、「ロシア側から事実確認を受けた後、日本政府は適切な措置を講じる」と述べた。 2025.01.21 日ロ関係
国後島の話題 国後島での正教復活の歴史と公現祭の沐浴 教区の初代主教アルカディ司教は1993年に国後島を訪れ、ユジノクリリスク(古釜布)の地区行政の集会所で3日間、礼拝を行った。大人も子供も洗礼を受けた。ついこの間まで無神論者だった地区執行委員会、ソビエト共産党地区委員会の職員らが集会所に家族全員でやって来て、アルカディ司教から洗礼を受けたことは驚くべきことだった。3日間で、住民50人以上が正教を受け入れた。 2025.01.20 国後島の話題
国後島の話題 極寒の川で沐浴 国後島で18日にロシア正教会の伝統行事 北方領土の国後島では18日夜、ロシア正教会の「神現祭(主の洗礼祭)」に合わせて、川で信者が沐浴して身を清める伝統行事が行われる。人々は十字架の形に作られた「ヨルダン」と呼ばれる氷の穴の中に飛び込む。「ヨルダン」はユジノクリリスク(古釜布)から8キロメートル離れた川に設けられる。 2025.01.17 国後島の話題
国後島の話題 サハリン州 教育施設の建設と改修工事が過去最高を記録 国後島・泊では幼稚園と中等学校開設 南クリル地区の国後島では島南部のゴロブニノ村(泊)に、学校と幼稚園の複合施設がオープンした。定員は100人で、小学生60人と幼稚園生40人である。隣のドゥボヴォエ村の子供たちもここで学んでいる。 2025.01.17 国後島の話題
択捉島の話題 択捉島「クリル地区名誉市民」の推薦書類の受付始まる これまで授与されたのは1人だけ サハリン州クリル地区議会は「サハリン州クリル地区名誉市民」の称号授与にかかる推薦書類の受付開始を発表した。これまで名誉市民の称号とバッジを授与されたのはミハイル・ヤコブレヴィチ・ウラルスキー氏ただ一人である。1970年にクリリスク(紗那)に移住したウラルスキー氏は地元紙「クラスヌイ・マヤーク」の編集局で30年以上働いた。2023年に88歳で死去。 2025.01.17 択捉島の話題
北方領土遺産 『日ソ混住時代の北方領土』事件・事故ファイル➂ ソ連占領後、日本人とソ連人が混住していた時代の北方領土・択捉島の出来事をつづった本『私たちは普通の日本人と一緒に始めました! (クリル諸島1945 – 1950)』(アナトリー・サモリュク著)の中には、とても信じられないような出来事が紹介されている。 2025.01.16 北方領土遺産