北方領土

択捉島の話題

択捉島・別飛の野良牛物語2 

北方領土・択捉島レイドヴォ村(別飛)の野良牛物語の続編。飼い主はかつて個人農場として登録していた地元住民だったが、「時間も機会も希望もない」と、もう飼う気はないそうだ。野良牛のことを知った読者のエレナ・インガチェワさんとナタリア・ゾトワさんが一時的に保護してくれる人を探し始めた。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の新しい市長候補の選考会 1月31日開催

択捉島を行政区域としているクリル地区の市議会は10日、2025年第一回会議を開催し、アンナ・オシキナ前市長の辞任に伴い空席となっている市長候補者の選考日程などを決めた。市長候補者選考に向けた必要書類の提出期限は1月25日で、市長候補選考会は1月31日午前11時からクリル地区行政府会議室で行われる。
北方領土遺産

『日ソ混住時代の北方領土』事件・事故ファイル➁

1947年(昭和22年) 1月30日深夜、択捉島クリリスク(紗那)で大火災が発生し、内務省と国家保安省の地区部局に属する家屋5棟、ホテル1棟、日本人住宅2棟が焼失した。
北方領土遺産

『日ソ混住時代の北方領土』事件・事故ファイル➀

アナトリー・サモリュクさんの『私たちは普通の日本人と一緒に始めました! (クリル諸島1945 – 1950)』から、終戦直後、ソ連占領下の択捉島で起きた事件や事故をまとめてみた。
北方四島の話題

ギドロストロイが択捉島と色丹島に2つのスケトウダラ加工工場を建設

北方領土の択捉島と色丹島に2024年、2つの近代的なスケトウダラ加工工場が建設された。ロシア連邦漁業庁によると、これらの工場は、投資割当プログラム第2段階の一環として、択捉島発祥の漁業会社ギドロストロイグループによって建設された。
択捉島の話題

択捉島・別飛「野良牛」の小さな物語

野良犬や野良猫がいることは、私たちにとっては当たり前のこと。路上で生まれたものもあれば、飽きられたおもちゃのように飼い主に家から放り出されるペットもいる。しかし、牛が野良になるのは、おそらく異例のケースだろう。択捉島ゴルノエのアパートのゴミ捨て場で餌を食べている雄牛でさえ、飼い主がいて、帰る場所がある。しかし、レイドヴォ村(別飛)の牛には、そんな機会はない。
国後島の話題

国後島・古釜布 野良犬の毒殺事件が相次ぐ 3週間で10匹、ペットも犠牲に

北方領土・国後島の中心地ユジノクリリスク(古釜布)市内の路上で野良犬が何者かによって毒殺される事件が相次いでいる。地元住民によると「この3週間で10匹の犬が殺され、その様子を見た子供たちが精神的なショックて夜眠れない」という。
択捉島の話題

択捉島・紗那 暴風による送電線事故で停電発生

北方領土・択捉島では暴風による送電線の事故があり、クリリスク市内(紗那)の一部地域で停電が発生している。クリル地区のイストミン市長代理は8日、レーニン・コムソモール通りの停電している住宅を訪れ、現状と復旧の見通しを説明した。
国後島の話題

国後島行きの旅客機DHC-8が技術的問題でサハリンに引き返す 乗客68人は無事

1月8日午後2時40分(現地時間)、ユジノサハリンスクのチェーホフ国際空港で、ユジノサハリンスクから国後島ユジノクリリスク(古釜布)へ向かっていた旅客機DHC-8が技術的な問題により出発空港に引き返した。
北方領土遺産

1946年ソ連占領下の択捉島 ナゾの死を遂げた住職

択捉島に30年以上住み、地元紙「赤い灯台」の記者として働いたアナトリー・サモリュクさんが2023年に出した本『私たちは普通の日本人と一緒に始めました! (クリル諸島1945 - 1950)』«Начинали вместе… с простыми японцами! (Курильские острова: 1945 – 1950 гг»を読んでみた。