北方領土

北方四島の話題

ロシアの科学者が北方領土付近のオホーツク海で福島原発処理水の影響を調査

ロシア科学アカデミー極東支部のイリーチェフ太平洋海洋学研究所などの科学者を乗せた調査船「アカデミック・オパリン」が5日、南クリル諸島(北方領土)付近のオホーツク海で福島第一原発から放出されている処理水の影響を調査するため、ウラジオストクを出港した。
国後島の話題

北方領土・国後島でシマフクロウ増える 41組が生息し、そのうち31組の営巣を確認

国後島のクリル自然保護区は2024年シーズンのシマフクロウの営巣結果をまとめた。長い間、営巣の兆候がなかったいくつかの人工巣に、シマフクロウのつがいが住み着くなど、国後島ではシマフクロウの数が増えている。
択捉島の話題

北方領土・択捉島クリリスク(紗那)の学校、病院、幼稚園などで停電

択捉島クリリスク(紗那)で8日、電力供給の緊急復旧作業が行われているため市街地の一部で停電が発生した。その中には地区中央病院など社会的に重要な建物も含まれている。詳細は市当局の広報によって報告された。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の「コサック」 サケやイトウを密漁したロシア軍契約軍人らを拘束

択捉島のクイビシェフ・スタニツァ・コサック協会のコサックは11月初旬までに、サハリン州のFSB(ロシア連邦保安庁)国境管理局の職員とともに、2つの密漁者グループを拘束した。
択捉島の話題

北方領土・択捉島 国境警備隊に捨てられた馬たち 6頭がトシルリでたくましく生きる

択捉島レイドヴォ村(別飛)在住のアレナ・リャスキナさんと友人たちが太平洋岸にあるセンチャブリスカヤ湾(トシルリ)で、6頭の野生の馬と出会った。かつて、この場所には馬を飼っていた国境警備隊の前哨地があった。国境警備隊は去ってしまい、馬たちは取り残された。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の地元紙「赤い灯台」が選ぶ晩秋の紅葉10景

すべてが枯れてしまう直前に、自然が全盛期を迎える瞬間を待ち望む人は多い。択捉島が「クリル諸島の真珠」と呼ばれるのも無理はない。
択捉島の話題

サハリンの移動医療チームが11月に北方領土・択捉島を4回訪問

サハリン州政府が組織する移動医療チームが11月に択捉島を4回訪問する。遠隔地の医療へのアクセスを改善する取り組みの一環で、サハリン州保健省が毎月、各自治体へ専門分野の医師を派遣している。
北方領土遺産

❝リンドバーグと北方領土❞ 魔空の千島 リンドバーグ機は3度、不時着水を余儀なくされた

1931年(昭和6年)、ニューヨークから北太平洋を横断し千島列島沿いに根室港を目指していたリンドバーグ夫妻が搭乗した「シリウス」は、悪天候のため千島列島で3度不時着水している。
択捉島の話題

北方領土・国後島のフタリシズカ絶滅の危機 クリル自然保護区が移植作戦

国後島のクリル自然保護区は、希少種フタリシズカを絶滅の危機から救うため、移植作戦に取り組んでいる。フタリシズカの分布の北限は国後島で、地滑りや他の植物によって駆逐される脅威にさらされている。同保護区は希少植物種苗圃で独自に栽培を開始。今年11月2日に、8株をヴァレンティーナ川近く(※秩苅別付近)のササが繁茂していない場所に移植した。
北方四島の話題

北方領土にクリエイティブ産業誘致 モスクワの映画制作会社が千島列島を舞台に映画シリーズ制作

クリエイティブ産業の拠点創出を目指しているサハリン州政府は、早ければ来年からクリエイティブ産業に携わる起業家に対して、北方四島を含む千島列島がエリアとなっている「TOR(優先的社会経済発展区域)クリル」への参入を可能にする取り組みを始めた。