北方領土

択捉島の話題

択捉島を管轄するクリル地区行政府 財務部門の責任者が次々辞職 部門トップが1年近く不在の異常事態

択捉島を管轄するクリル地区行政府の財務部のオルガ・リジャコワ部長代理が15日、辞職した。同日、最後の勤務を終え、夕方に島を離れた。同氏は2か月足らず前にニジニ・ノヴゴロド州から択捉島に来て、財務部門の部長代理に就任したばかりだった。
国後島の話題

北方領土・国後島の泊村 新しい野外ステージ建て替えに向けサハリン州の補助金コンテストに応募

国後島を管轄する南クリル地区行政府は、国後島の南端ゴロブニノ村(泊)とドゥボボエ村の老朽化した文化の家の野外ステージ建て替えに向けて、サハリン州の補助金を得るために「イニシアチブ・プロジェクト」への参加を決め、準備を進めている。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の飲酒運転者に懲役1年の実刑判決

択捉島の住民レオニード・Bは、度重なる飲酒運転で刑務所に送られる、2年前の10月、飲酒運転で250時間の社会奉仕活動と、免許停止2年間の判決を受けていた。しかし、今年 9 月 3 日、レオニードは「火の水」を飲むとトヨタ車のハンドルを握り、ドライブに出かけた。クリリスク(紗那)周辺を運転し、ルイバキ村(有萌)に向かったところで、交通警察官に止められた。
国後島の話題

北方領土・国後島の郷土博物館で黒曜石の企画展「火山の涙」開催

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の郷土博物館で、「火山の涙」と題した黒曜石の企画展が開催されている。国後島で発見された黒曜石や科学的に復元された道具のサンプルをはじめ、北海道やカムチャッカ半島の鉱床から採取された黒曜石の原石のほか、ナイフ、矢じり、槍先などさまざまな工芸品が展示されている。
択捉島の話題

北方領土の択捉島・別飛に1500㎡温室複合施設計画 野菜の通年供給目指し、投資家募る

択捉島を管轄するクリル地区行政府は、新たなビジネスチャンスを創出し、住民の生活の質を向上させる投資プロジェクトとして、レイドヴォ村(別飛)のグリーンハウスコンプレックス(温室複合施設)建設計画を発表するとともに、プロジェクトに投資する起業家を募集している。
択捉島の話題

いいかげんな請負業者と行政のお役所仕事 北方領土・択捉島のある工事現場から

10月1日、択捉島クリリスク(紗那)のオホーツカヤ通りの暖房本管の工事が始まった。請負業者は、工事は10日ほどで終わると住民に通知した。それから43日が経過した。工事現場の、この「美しさ」にはいくつかの問題が伴っていた。
択捉島の話題

択捉島・紗那—天寧空港道路4km–12km区間 総工費20億ルーブル、5年がかりでアスファルト舗装完了

10月末、択捉島のクリリスク(紗那)と太平洋側のブレベスニク軍用飛行場を結ぶ「地域高速道路」(60km)のうち、4km--12km区間(紗那から4キロ—12キロ区間と思われる)で改修工事が完了した。5年がかりで行われた工事だが、このほど検査機関の審査で完全に使用可能と認定された。
択捉島の話題

サハリン州が2025年1月から観光税導入か 択捉島を管轄するクリル地区などで導入予定 税率は1%で1日100ルーブル以上

2025年にサハリン州で観光税が導入される。導入するかどうかは各自治体が判断することになり、今のところユジノサハリンスク市やコルサコフ地区に加え、択捉島を管轄するクリル地区も観光税の導入を予定している。
択捉島の話題

北方領土・択捉島を管轄するクリル地区の新しい第一副市長にイストミン氏が就任 

択捉島を管轄するクリル地区議会の第20回会議が開催され、新しい第一副市長としてサハリン州国家住宅監督局の責任者を務めたコンスタンチン・ニコラエヴィッチ・イストミン氏を任命することに同意した。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の観光地ホワイトロックス(ビラ海岸) クマ襲撃事件の続報

12日正午、択捉島の観光名所ホワイトロックス(白い崖、オホーツク海側のビラ海岸)でクマが2人の男性を襲った事件の続報。被害者2人のうち重傷を負った観光客は、前日に大手術を受けた。現在はクリリスク(紗那)の地区中央病院の医療スタッフの継続的なケアを受け、意識はある。