国後島

北方四島の話題

北方四島交流に尽力した「クリル・日本センター」のスモルチコフさんが85歳の誕生日

国後島の元居住者ヴァレンティン・アレクセエヴィチ・スモルチコフ氏が20日、85歳の誕生日を迎えた。同氏は色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)のオストロブノイ水産加工場でエンジニアとして働き、1990年代には国後島に移り、南クリル地区の予算機関である「クリル・日本センター」の責任者として働いた。スモルチコフ氏は「南クリル地区名誉市民」の称号を授与されている。
北方領土返還運動

北方領土に日本の郵便番号を割り当てることを提案 

3月21日--ロシアが平和条約と領土問題の解決に関する日露交渉から一方的に撤退して3年が経った。これは、東京が対ロシア制裁に加わったことに対するモスクワの反応だった。最も苦しんだのは、ビザなしで島に渡航する機会を失った南クリル諸島(北方領土)の元島民である一般の日本人だった。しかし、日本における返還運動は衰えていない。活動家の一人は、南クリル諸島の各島に日本の郵便番号を割り当てることを提案している。日本の北海道新聞が報じた。
北方四島の話題

3月20日は「世界カエルの日」北方領土には2種類が生息

3月20日は「世界カエルの日」--2009年に、両生類の保護性に関心をもってもおうと制定された。「カエルを救え!」という団体の創設者であるアメリカの生態学者ケリー・クリーガーによると、「世界カエルの日」は、もともと「カエルを救え!」という名称だった。南クリル諸島(この場合、北方四島)には2種のカエルが生息している。
国後島の話題

飲酒運転を繰り返した国後島・古釜布の31歳の男 日産テラノ没収

北方領土・国後島の南クリル地方裁判所は、飲酒運転を繰り返した31歳の男に280時間の社会奉仕活動と2年間の運転禁止を言い渡した。所有していた日産テラノを没収した。
国後島の話題

国後島の郷土博物館でミロスラフスキーの展覧会「博物館の芸術家」開幕

北方領土・国後島ユジノクリリスク(古釜布)の郷土博物館で20日、ウラジーミル・ミロスラフスキーの展覧会「博物館の芸術家」が開幕した。
北方四島の話題

納沙布岬から7kmの北方領土・水晶島 戦争勝利80周年記念「勝利リレー」の式典

北方領土・択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラムに、大祖国戦争勝利80周年を記念して、ロシア国内の国境検問所を巡る「勝利リレー2025」が国後島と色丹島、小クリル列島のゼレョ―ヌイ島(志発島)、タンフィリエフ島(水晶島)を訪問したというニュースが出ていた。「日本人の目の前にある国境検問所での式典は、歴史を忘れてはならないという明白なヒントになったはずだ。刀を持ってやって来る者は、刀で死ぬことになる--。」と、書いている。
千島列島

北方領土・千島列島の特別経済区(SEZ)を2046年まで延長

ロシア政府は、クリル諸島(北方領土を含む千島列島)の特別経済区(SEZ)を2046年12月31日まで延長する法案をロシア下院に提出した。これにより、投資家は長期間にわたって利益と優遇措置を期待できるようになる。
国後島の話題

国後島に大型文化施設 市長と州議会議員が建設中の「文化開発センター」を視察

3月10日、サハリン州議会のエフゲニー・ロチン議員(プーチン大統領与党の統一ロシア)が北方領土・国後島を訪問し、南クリル地区のゴミレフスキー市長と会談するとともに、現在建設中の美術学校と郷土史博物館が入る大規模施設「文化開発センター」などを視察した。
国後島の話題

国後島 48歳の地元住民を麻薬所持で逮捕

北方領土・国後島の警察当局は、禁止薬物を所持していた48歳の地元住民を拘束した。この住民が禁止薬物を所持しているという情報を得た警察が特定の匂いのする植物由来の物質が入った12の包を所持しているのを発見した。検査の結果、乾燥状態で総重量15.43グラムの麻薬性物質が含まれていたことが判明した。
国後島の話題

国後島のクリル自然保護区 求愛行動中のシマフクロウの鳴き声を記録

北方領土・国後島のクリル自然保護区から興味深い事実が発表された。同保護区の研究者が、同島に生息するシマフクロウが求愛行動で発する鳴き声を記録することに成功した。シマフクロウの交尾行動は多くの点で人間の関係に似ていることがわかった。