国後島

国後島の話題

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区でも観光税の導入を検討

択捉島などを管轄するクリル地区やコルサコフ地区、ユジノサハリンスク市で2025年1月から観光税の導入が決定されたが、南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)では、現在導入の可否について検討中だ。
北方四島の話題

北方領土ガソリン・クライシス 14日色丹に輸送船到着、国後では荷下ろし待ち

サハリン州エネルギー省はクリル諸島(北方四島を含む千島列島)のガソリン不足を解消するためにあらゆる対策が講じられていると報告した。14日には色丹島で燃料が荷降ろしされ、15日時点ですでに販売中だ。
北方領土遺産

【Part 4】リンドバーグ機の「魔空」千島列島上空縦断飛行 窮地を救った落石無線局との交信、ほぼ全記録

1931年(昭和6年) 8月、ニューヨークから北太平洋を横断し千島列島沿いに根室を目指していたリンドバーグ夫妻。8月19日、カムチャツカ地方のペトロパブロフスクから根室港まで1443kmを一気に飛行する予定だったが、「千島の魔空」が立ちはだかった。この地方特有のガス(海霧)である。リンディ機は千島列島で3度の不時着水を余儀なくされたが、その窮地を救ったのは落石無線局と千島列島に派遣されていた農林省の海獣保護監視船だった。当時の新聞からリンドバーグ機(以下、リンディ機)のアン夫人が落石無線局と交わした交信記録を「北方領土遺産」として、時系列で整理した。
国後島の話題

北方領土・国後島でシマフクロウ増える 41組が生息し、そのうち31組の営巣を確認

国後島のクリル自然保護区は2024年シーズンのシマフクロウの営巣結果をまとめた。長い間、営巣の兆候がなかったいくつかの人工巣に、シマフクロウのつがいが住み着くなど、国後島ではシマフクロウの数が増えている。
北方領土遺産

❝リンドバーグと北方領土❞ 魔空の千島 リンドバーグ機は3度、不時着水を余儀なくされた

1931年(昭和6年)、ニューヨークから北太平洋を横断し千島列島沿いに根室港を目指していたリンドバーグ夫妻が搭乗した「シリウス」は、悪天候のため千島列島で3度不時着水している。
択捉島の話題

北方領土・国後島のフタリシズカ絶滅の危機 クリル自然保護区が移植作戦

国後島のクリル自然保護区は、希少種フタリシズカを絶滅の危機から救うため、移植作戦に取り組んでいる。フタリシズカの分布の北限は国後島で、地滑りや他の植物によって駆逐される脅威にさらされている。同保護区は希少植物種苗圃で独自に栽培を開始。今年11月2日に、8株をヴァレンティーナ川近く(※秩苅別付近)のササが繁茂していない場所に移植した。
根室国後海底電信線陸揚庫

国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)の概要

国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)の概要 陸と海の電信線架設・敷設経過 陸揚庫の保存と活用に向けた取り組み
北方四島の話題

北方領土・国後、色丹の小学生16人がロシア国防省の軍事愛国組織ユナルミヤ(青年軍)に入隊

国後島ユジノクリリスク(古釜布)でロシア国防省の軍事愛国運動「ユナルミヤ(青年軍)」への入隊式が行われた。国後島、色丹島の16人の小学生が、宣誓を行い、ユナルミヤのバッジが交付された。
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北方領土・国後島から45人の島民を脱出させた古丹消郵便局長の秘話

古丹消の伊東郵便局長はソ連軍上陸後、島民45人の集団脱出を指揮。1945年9月18日未明、根室の木材会社が古丹消に野積みしていた原木を持ち出すために差し向けた船に乗って、時化の中を出帆。通常の倍の12時間かかって根室に着いた。島民の郵便貯金保全のため原簿類一切を行李に詰めて持ち出し、根室の原局に引き渡した。
色丹島の話題

北方領土の国後島と色丹島の植物サンプルが遺伝子バンクに送られたワケ

今年秋、全ロシア植物遺伝資源研究所(VIR、サンクトペテルブルク)の調査隊が、国後島と色丹島で10日間にわたり、栽培植物の野生近縁種を捜索するフィールドワークを実施した。取得したデータは、栽培植物の野生近縁種の種多様性の目録となり、特別な注意が必要な種のリストが提案される。