択捉島

択捉島の話題

択捉島を管轄するクリル地区行政府 財務部門の責任者が次々辞職 部門トップが1年近く不在の異常事態

択捉島を管轄するクリル地区行政府の財務部のオルガ・リジャコワ部長代理が15日、辞職した。同日、最後の勤務を終え、夕方に島を離れた。同氏は2か月足らず前にニジニ・ノヴゴロド州から択捉島に来て、財務部門の部長代理に就任したばかりだった。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の飲酒運転者に懲役1年の実刑判決

択捉島の住民レオニード・Bは、度重なる飲酒運転で刑務所に送られる、2年前の10月、飲酒運転で250時間の社会奉仕活動と、免許停止2年間の判決を受けていた。しかし、今年 9 月 3 日、レオニードは「火の水」を飲むとトヨタ車のハンドルを握り、ドライブに出かけた。クリリスク(紗那)周辺を運転し、ルイバキ村(有萌)に向かったところで、交通警察官に止められた。
国後島の話題

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区でも観光税の導入を検討

択捉島などを管轄するクリル地区やコルサコフ地区、ユジノサハリンスク市で2025年1月から観光税の導入が決定されたが、南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)では、現在導入の可否について検討中だ。
北方四島の話題

北方領土ガソリン・クライシス 14日色丹に輸送船到着、国後では荷下ろし待ち

サハリン州エネルギー省はクリル諸島(北方四島を含む千島列島)のガソリン不足を解消するためにあらゆる対策が講じられていると報告した。14日には色丹島で燃料が荷降ろしされ、15日時点ですでに販売中だ。
北方領土遺産

【Part 4】リンドバーグ機の「魔空」千島列島上空縦断飛行 窮地を救った落石無線局との交信、ほぼ全記録

1931年(昭和6年) 8月、ニューヨークから北太平洋を横断し千島列島沿いに根室を目指していたリンドバーグ夫妻。8月19日、カムチャツカ地方のペトロパブロフスクから根室港まで1443kmを一気に飛行する予定だったが、「千島の魔空」が立ちはだかった。この地方特有のガス(海霧)である。リンディ機は千島列島で3度の不時着水を余儀なくされたが、その窮地を救ったのは落石無線局と千島列島に派遣されていた農林省の海獣保護監視船だった。当時の新聞からリンドバーグ機(以下、リンディ機)のアン夫人が落石無線局と交わした交信記録を「北方領土遺産」として、時系列で整理した。
択捉島の話題

北方領土の択捉島・別飛に1500㎡温室複合施設計画 野菜の通年供給目指し、投資家募る

択捉島を管轄するクリル地区行政府は、新たなビジネスチャンスを創出し、住民の生活の質を向上させる投資プロジェクトとして、レイドヴォ村(別飛)のグリーンハウスコンプレックス(温室複合施設)建設計画を発表するとともに、プロジェクトに投資する起業家を募集している。
択捉島の話題

いいかげんな請負業者と行政のお役所仕事 北方領土・択捉島のある工事現場から

10月1日、択捉島クリリスク(紗那)のオホーツカヤ通りの暖房本管の工事が始まった。請負業者は、工事は10日ほどで終わると住民に通知した。それから43日が経過した。工事現場の、この「美しさ」にはいくつかの問題が伴っていた。
択捉島の話題

択捉島・紗那—天寧空港道路4km–12km区間 総工費20億ルーブル、5年がかりでアスファルト舗装完了

10月末、択捉島のクリリスク(紗那)と太平洋側のブレベスニク軍用飛行場を結ぶ「地域高速道路」(60km)のうち、4km--12km区間(紗那から4キロ—12キロ区間と思われる)で改修工事が完了した。5年がかりで行われた工事だが、このほど検査機関の審査で完全に使用可能と認定された。
北方領土遺産

《Part3》リンドバーグ機の「魔空」千島列島上空縦断飛行 窮地を救った落石無線局との交信、ほぼ全記録

新知島武魯頓湾を出発し根室に向かったリンディ機だったが、根室付近農務深く着水困難のため午後5時、択捉島中央部北岸の紗那湾に向い、同湾に不時着しようとしたが、港内船舶多数停泊し、5分間旋回の後、5時5分無事着水した。不時着水した場所は紗那市街東15町離れたサケ・マス孵化場がある周囲約4マイルの紗那沼である
択捉島の話題

サハリン州が2025年1月から観光税導入か 択捉島を管轄するクリル地区などで導入予定 税率は1%で1日100ルーブル以上

2025年にサハリン州で観光税が導入される。導入するかどうかは各自治体が判断することになり、今のところユジノサハリンスク市やコルサコフ地区に加え、択捉島を管轄するクリル地区も観光税の導入を予定している。