東沸

国後島の話題

国後島・東沸のポント沼 氷上に「スノー・ロール」現る

北方領土・国後島のクリル自然保護区の職員が珍しい気象現象を記録した。今年2 月初旬、保護区内のグルホエ湖 (東沸のポント沼)の氷の表面を覆う雪の上に、降ったばかりの雪が転がって出来る雪玉を発見した。この珍しい気象現象は「スノー・ロール」(雪まくり)と呼ばれている。
国後島の話題

国後島でハヤブサを2度目撃 冬季の観察は23年ぶり

北方領土の国後島で今年1月、クリル自然保護区の研究者がハヤブサを2度観察した。冬季に観察されたのは2002年以来、23年ぶりとなる。
北方領土遺産

【Part 4】リンドバーグ機の「魔空」千島列島上空縦断飛行 窮地を救った落石無線局との交信、ほぼ全記録

1931年(昭和6年) 8月、ニューヨークから北太平洋を横断し千島列島沿いに根室を目指していたリンドバーグ夫妻。8月19日、カムチャツカ地方のペトロパブロフスクから根室港まで1443kmを一気に飛行する予定だったが、「千島の魔空」が立ちはだかった。この地方特有のガス(海霧)である。リンディ機は千島列島で3度の不時着水を余儀なくされたが、その窮地を救ったのは落石無線局と千島列島に派遣されていた農林省の海獣保護監視船だった。当時の新聞からリンドバーグ機(以下、リンディ機)のアン夫人が落石無線局と交わした交信記録を「北方領土遺産」として、時系列で整理した。
ビザなし渡航

ビザなし交流で国後島を訪れた日本の子供たちがロシアの子供たちと鳥類生息調査

国後島の近布内ではビザなし交流で国後島を訪問していた日本の子供たちと島のロシアの子供たちが共同で生息調査を行い、1時間ほどのあいだに9種類、308羽を確認した。