歯舞群島

知られざる歴史・秘話

北方領土・水晶島 血塗られた惨劇 国境警備隊6人射殺事件

(1994年) 3月8日、南クリル諸島(北方領土)のタンフィリエフ島(歯舞群島・水晶島、納沙布岬から7km)の国境警備隊前哨基地で、当直の兵士らが就寝中の同僚の兵士に発砲し、6人が死亡、3人が負傷した。その後、犯人たちは駆け付けたMI-8ヘリコプターを撃墜するなど発砲を続けたが、国後島から派遣された空挺部隊によって拘留された。
北方四島の話題

北方領土・水晶島 老朽化した木造礼拝堂を石造りに建て替え ロシア正教会が決定

2024年9 月 23 日、ユジノサハリンスク・クリル諸島教区のニカノル大司教がクリル諸島小海嶺(色丹島と歯舞群島)にあるタンフィリエフ島(水晶島)を訪れ、2005 年に島に建てられたテッサロニキ聖デメトリオス礼拝堂の保存を目的としたオフサイト・ミーテイングを開催した。
国後島の話題

南クリル地区議会 色丹島選出議員が初めてオンラインで議会に出席

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の臨時議会が国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区行政府内で29日開催され、色丹島選出の議員たち5人が初めてオンラインで議会に出席した。
国後島の話題

発展する国後島、色丹島 2019年以降38棟824戸のアパート建設 

国後島と色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長は、ユジノクリリスク(古釜布)の都市型集落における国家プロジェクト「生活のためのインフラ」の一環として、サハリン州政府の支援を得て、住宅、医療、交通インフラ、教育、文化の建設が継続されると述べた。
国後島の話題

北方領土の自然保護区を守る 国家検査官の仕事

国後島のクリル国立自然保護区保安局が2024年の活動報告をまとめた。国家検査官は、クリル自然保護区の領域(国後島) 6万5,900ヘクタールとマロ・クリル保護区(色丹島と歯舞群島)の 6万7,900ヘクタールを監視している。マロ・クリル保護区の 3 人を含め、保安局には10人の国家検査官がいる。
国後島の話題

南クリル地区(国後、色丹、歯舞)の2025年予算案 前年比3割減の44億円

国後島、色丹島、歯舞群島を事実上管轄する南クリル地区の2025年予算案の概要が公表された。市民公聴会用に作成された地区行政府の資料によると、収入は31億298万ルーブル(約44億円)で、前年の46億8,558万ルーブルから33.8%の大幅減となっている。
国後島の話題

南クリル地区で労働・雇用に関する3者協定締結 自治体・労働組合・経営者

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区で17日、自治体・(南クリル地区行政府のパベル・ゴミレフスキー市長)、自治体労働組合組織調整評議会(ヴァレンティーナ・ファデエヴナ・アルヒポワ議長)、地域雇用主協会(イーゴリ・グレベンキン会長)の間で地域三者協定が締結された。
北方四島の話題

北方四島に大量の医薬品が届く 処方箋で購入する患者向け サハリン州が遠隔地への配達を予算措置

南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島管轄)とクリル地区(択捉島、ウルップ島など管轄)の国営薬局チェーン「ファルマシア」に、処方箋により薬を購入する優先カテゴリーの患者向けの医薬品が届いた。
日ロ関係

日本首相、ロシアとの平和条約締結への意欲を表明 ロシア大統領報道官「交渉を終了させたのも、制裁を課したのも日本だ」

日本の石破茂首相は所信表明演説で、現在の日露関係が困難な状況にあるにもかかわらず、日本政府は「領土問題を解決し、平和条約を締結する」という方針を堅持すると述べた。一方、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、タス通信の質問に答え、ロシアが日本との対話終了のきっかけをつくったわけではなく、経済制裁を始めたのもモスクワではないと指摘した。
国後島の話題

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区でも観光税の導入を検討

択捉島などを管轄するクリル地区やコルサコフ地区、ユジノサハリンスク市で2025年1月から観光税の導入が決定されたが、南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)では、現在導入の可否について検討中だ。