色丹島

北方四島の話題

日本は北方領土までの正確な距離を測りたい?

2月7日に日本で広く祝われる「北方領土の日」を前に、日本の代表的な右派系出版物「産経新聞」は、データ分析者の西山亮氏による「北方領土は200メートル近いかもしれない。これまでずっと古い軍地図を使ってきた」という派手なタイトルの記事を掲載した。
色丹島の話題

ロシア漁業庁敗訴 色丹島の漁業会社からコマイ漁獲割当を剥奪できなかった

ロシア漁業庁は昨年8月、仲裁裁判所に対して北方領土・色丹島のオストロブノイ水産加工工場のコマイ漁獲割当量を定めた合意を破棄する訴訟を起こしたが、同社の割当枠を奪うことは出来なかった。サハリン州仲裁裁判所は、割当量を使い切っていないものの、漁獲能力を高めるために必要なことはすべて行ったと判断し、企業側の主張を支持した。
千島列島

北方領土を含む千島列島「免税制度」の適用拡大 ロシア財務省「この地域の開発にさらに多くの投資家が集まるだろう」

立法活動に関するロシアの政府委員会は、クリル諸島(北方領土を含む千島列島)で新たな投資を行う企業に税制優遇を受ける機会を拡大する取り組みを承認した。ロシア財務省は、極東・北極圏開発省と共同で関連する法案を作成した。
歯舞群島の話題

北方領土・歯舞群島の勇留島近くの「無名の2の島」にロシア名が付けられる

地方公共財団「サハリン文化財団」による小クリル列島(色丹島と歯舞群島)の2つの島に名前をつける取り組みが、サハリン州議会で検討された。同財団は北方領土・歯舞群島の勇留島東にある2つの無名の島に「ニコライ・カサトキン」、「イノケンティ・ヴェニアミノフ」という名前を付けることを提案。州議会は3月28日まで北方領土を含むサハリン住民から意見を集約するよう勧告した。
国後島の話題

南クリル地区議会 色丹島選出議員が初めてオンラインで議会に出席

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の臨時議会が国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区行政府内で29日開催され、色丹島選出の議員たち5人が初めてオンラインで議会に出席した。
国後島の話題

発展する国後島、色丹島 2019年以降38棟824戸のアパート建設 

国後島と色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長は、ユジノクリリスク(古釜布)の都市型集落における国家プロジェクト「生活のためのインフラ」の一環として、サハリン州政府の支援を得て、住宅、医療、交通インフラ、教育、文化の建設が継続されると述べた。
色丹島の話題

色丹島・斜古丹で住宅火災 焼け跡から男性の遺体見つかる

北方領土・色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)のレスナヤ通りで24日朝、住宅火災があり、焼け跡から男性の遺体が見つかった。
北方四島の話題

「サハリン–北方四島」の航空運賃差別化 地元住民8,500ルーブル、観光客1万8,000~2万ルーブルに

サハリン州政府は、観光客が増加しているクリル諸島(北方四島)路線など州が補助金を出して低く抑えている航空運賃について、地元住民からの要望を踏まえて、州外から来る観光客の運賃を高く設定する。早ければ3月1日から実施する。
国後島の話題

北方領土の自然保護区を守る 国家検査官の仕事

国後島のクリル国立自然保護区保安局が2024年の活動報告をまとめた。国家検査官は、クリル自然保護区の領域(国後島) 6万5,900ヘクタールとマロ・クリル保護区(色丹島と歯舞群島)の 6万7,900ヘクタールを監視している。マロ・クリル保護区の 3 人を含め、保安局には10人の国家検査官がいる。
北方四島の話題

北方領土の択捉島沖でマグニチュード5.0の地震が発生

1月21日サハリン時間の午前6時19分、南クリル諸島(北方領土)沖の太平洋でマグニチュード5.0の地震が発生した。択捉島、色丹島、国後島では最大3ポイントの揺れが感じられた。