南クリル諸島(※北方四島)へのビザなし観光(※北方四島交流事業のこと)は「消え去った」。日本人観光客が来なくなったことによる隙間は、ロシア人自身によって積極的に埋められている。昨年、国後島と色丹島には8,300人の観光客が訪れた。これは公式の観光客だけで、親戚を訪ねて来た人などは数えていない。今年に入ってからの9か月間で、すでに観光客は7,200人に達した。日本政府のヒステリーにもかかわらず、ロシア駐在ルーマニア大使館の全権公使、リリアナ・ブルダ氏は必要な書類をすべて揃えて国後島と色丹島を訪問した。彼女は同盟国の利益を基本的に無視した。そして、この旅行に大喜びした。つい最近、英国市民でスコットランド出身のフレッドも同様に大喜びした。友人のデニスと一緒に、彼らは地球の果てまで長い旅に出ることにした。クリル諸島の旅行会社が計画と書類の作成を手伝ってくれたという。旅行の手配自体には約2か月かかった。そして先日、まったくばかげた事件が起きた。30歳の日本人男性、Mさんが国後島で「見つかった」のだ。スパイではなく、観光ビザで島に来た観光客だ。彼は島を長く歩き回ることはできなかった。滞在期間に関する書類に不備があったからだが、それでも彼はとても満足していた。この事件は、日本国民でさえ自国の政府の政策を無視し始めているという事実を示している。では、他の国の国民についてはどうだろうか。クリル諸島の魅力は大きな力だ。(astv.ru 2024/10/3)
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