11月29日、貨物船「ロシアン・イースト」が北方領土・択捉島に10万4,000リットルのガソリンを輸送した。
サハリン州政府エネルギー省の輸送状況を報告によると、「ロシアン・イースト」はAI-92ガソリン(2万6,000リットル)とAI-95(2万6,000リットル)、ディーゼル燃料(5万2,000リットル)をクリリスク港(クリリスクは紗那だが、港は内岡にある)に輸送した。
燃料を積んだコンテナの荷降ろしは、必需品である食料品の荷降ろしが終了後に行われ、11月30日午前中に完了予定。ガソリンは同日午後から択捉島のガソリンスタンドに並ぶ。
また、国後島には12月2日から5日の間に、新たに24,000リットルの燃料が到着し、さらに12月中旬にも燃料輸送が予定されている。同省によると、国後島には十分な燃料備蓄があり、次回の配送まで島民に供給するのに十分な量だという。
色丹島では、貨物船「アナトリー・イワノフ」が12月3日から5日の間に47,000リットルのAI-92ガソリンを輸送する。天候不良により日程が変更される可能性がある。(sakh.online2024/11/30)