択捉島と国後島の空港滑走路に穴や亀裂を発見 検察庁が査察

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サハリン運輸検察庁は、飛行安全法の遵守状況に関する査察を実施し、択捉島(ヤースヌイ空港)と国後島(メンデレーエフ空港)、ノグリキの各飛行場で義務的要件違反が確認されたと発表した。

同検察庁のエレナ・クラスノヤロワ代表は、クラスヌイ・マヤーク紙(赤い灯台)の取材に対して「滑走路面に穴や亀裂、標識の欠陥といった部分的な損傷が確認されました。確認された損傷は航空事故の脅威となり、離着陸時の乗客の快適な機内滞在を妨げています」と、監督当局の主張の要点と、損傷がもたらす影響について説明した。

同検察庁は、国後島と択捉島の空港を管理するサハリン州国営企業「クリル諸島空港」の責任者に報告書を提出した。違反行為の是正は検察庁の管轄下にある。(赤い灯台2025/5/28)

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