ウラジオから北方四島への海上貨物輸送4万3,000トン、84%増加 2025年1月—6月

北方四島の話題

2025年上半期、サハリン島とクリル諸島(北方領土を含む千島列島)の海上輸送路では、64万8,000トン以上の貨物と1万7,000人以上の旅客が輸送された。サハリン州運輸道路省が実績を報告した。

輸送量でトップを走ったのは、サハリン島とロシア本土を結ぶヴァニノ・ホルムスク線だった。2025年1月から6月まで、約63万7,000トンの貨物と1万人の旅客が輸送された。輸送量は前年同期と変わらなかった。

コルサコフ–クリル線(択捉島、国後島、色丹島)では8,000トン以上の貨物と6,000人以上の旅客が輸送された。カムチャツカ地方のペトロパブロフスク・カムチャツキーと北千島パラムシル島のセベロクリリスクを結ぶ航路では約2,000トンの貨物と1,100人以上の旅客が輸送された。

またウラジオストク–コルサコフ線の貨物輸送量は44万7,000トン(27%増)、ウラジオストク–クリル線の貨物は4万3,000トンで前年同期比84%増となった。

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