新種のロシア地図 北海道本島–国後島の間と、択捉島を分断する点線を表記 その意味は?

北方四島の話題
供向け百科事典「私たちの故郷--ロシア」

サハリン在住の女性が、ロシアの出版社が発行した書籍で、クリル諸島(この場合、北方領土)に関して物議を醸すような記述を2つ見つけた。

問題の書籍は、児童書と青少年向けの書籍を専門とするロシアの出版社「ロスマン」が発行する子供向け百科事典「私たちの故郷–ロシア」。その中に掲載されているロシアの地図には、北海道本島と国後島の間、択捉島の真ん中を分断するように点線が描かれていた。

この記述を発見したサハリン在住の女性は「この地図には凡例がなく、南クリル諸島の両側に点線が引かれている。ロシアと日本の間では、南クリル諸島の4つの島をめぐる複雑で長年にわたる領土紛争が、歴史的、法的、政治的、経済的、そして文化的な影響を及ぼしていることを考えると、この表記は挑発的だ」と指摘した。

さらに、同じ出版社が発行する、児童向けの別の書籍『ロシアの記録』では、サハリン島は「モスクワ時間から+7時間」、クリル諸島は「+8時間」のタイムゾーンに設定されていた。(※ロシアでは、クリル諸島はサハリン島と同じタイムゾーンとされている)

女性はソーシャルメディアを通じて出版社に問い合わせ、説明を求めた。出版社は、2本の点線は技術的なミスで、レイアウト時に画像処理の技術的なアイコンが削除されなかったため、「重複」したテキストが生じたと説明した。2026年の再版時にすべての誤りが修正される予定だという。Astv.ruは出版社に正式な情報提供依頼を送った。(astv.ru 2026/1/29)

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