南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)出身の夫婦が、流通目的で密造酒を保管していた罪で起訴された。サハリン州検察庁によると、夫婦は2024年3月から2025年6月の間に、身元不明の人物から無記名酒類を購入し、流通目的でこれらの商品を保管していた。その後、夫婦は身元不明の集団にアルコール飲料の販売に関する情報を流布し、一部を販売した。
この犯罪行為は、連邦保安庁(FSB)サハリン州局の捜査官によって摘発された。捜査活動の結果、夫婦の自宅から無記名のアルコールボトル609本が発見、押収された。
この刑事事件は、南クリル地方検察庁の指揮の下、ロシア連邦サハリン州捜査委員会コルサコフ地区捜査部によって捜査された。被告は罪を認めた。刑事事件は審理のため南クリル地方裁判所に送致された。最高刑は懲役6年と罰金である。(サハリン・メディア2025/11/7)


