2024年に実施された全ロシアオンライン投票で住民自らが選定した主要な公共エリアの改修工事が2025年に開始される。択捉島ルイバキ村(有萌)ではレクリエーションエリアが整備され、国後島ユジノクリリスク(古釜布)では勝利公園の改修工事が継続される。これらの工事はすべて、国家プロジェクト「生活インフラ」の連邦プログラム「快適な都市環境の形成」の枠組みの中で実施される。
サハリン州住宅・公営事業省によると、択捉島ルイバキ村にはバーベキューエリア、来客用駐車場、公衆トイレを備えたレクリエーションエリアが整備される。国後島ユジノクリリスクでは、勝利公園改修工事の第3期が既に開始されている。敷地内にはテラス、子供用の遊具や運動エリア、東屋、イベント用ステージが整備される。これらの改修により、公園は家族連れ、アスリート、アクティブなレクリエーション愛好家にとって、より魅力的なものとなる。
北千島パラムシル島のセベロクリリスクでは、サハリンスカヤ通りとナベレジナヤ通りの交差点に、街のシンボルとなる新たな石碑が設置される。プロジェクトには、古い建物の解体、造園、歩道の整備、駐車場の設置、ブランコ、ベンチ、ラッコ像などの小型建築物の設置が含まれる。
同省のドミトリー・アリスタルホフ大臣は、公共空間の改善は都市や村落の景観を改善するだけでなく、市民社会の発展にも貢献すると強調し「誰もが快適な環境づくりに貢献できるよう、住民を積極的にこれらのプロセスに巻き込んでいます」と述べた。(tia-ostrova.ru 2025/4/14)
択捉島・有萌でレクリエーションエリア整備、国後島・古釜布で「勝利公園」第3期工事始まる
