2026年に北方四島・千島列島に寄港する初の太平洋クルーズが就航

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2026年に極東で初の太平洋クルーズが就航する。この航路は沿海地方、サハリン、カムチャッツカ半島を結ぶ。これにより最大5万人の観光客が新たに誘致される見込みだ。

太平洋クルーズには「アストリア・グランデ」号と「アイーダ・ヴィータ」号の2隻が就航する可能性がある。また、クルーズの概略航路も策定されている。ウラジオストクを出港し、コルサコフに寄港した後、クリル諸島(北方四島を含む千島列島)を訪れ、ペトロパブロフスク・カムチャツキーに寄港する。大型クルーズ船を受け入れるためには、各地域で港湾インフラの整備が必要となる。(kamchatka-news.ru 2025/7/30)

2026年に千島列島を含む極東でクルーズライン就航 沿海州知事表明

ロシア極東の沿海地方当局は、サハリン、クリル諸島(北方四島を含む千島列島)、カムチャツカ半島を結ぶクルーズライン就航を計画している。以前サハリン州知事も務めたオレグ・コジェミャコ沿海地方知事が、第10回太平洋観光フォーラムで明らかにした。

コジェミャコ氏は「現在、新たなクルーズ航路の開設に取り組んでいます。会議を重ねた結果、この航路は2026年に就航する見込みです。航路はサハリン、クリル諸島、カムチャツカ半島を網羅し、これらの素晴らしい地域の自然美を堪能する機会を提供します」と述べた。

ロシア連邦政府傘下の金融大学社会圏保険経済学科長、アレクサンドル・ツィガノフ氏は「極東を通るルートは、この地域にある数々の有名な自然遺産や保護区、歴史的建造物を組み合わせるため、人気が高まる可能性があります。これにより、極東、ウラジオストク、その他の地域の中心地へ飛ぶ観光客数が増加し、クルーズ船の寄港や空港からの乗客送迎も可能になるでしょう」と付け加えた。(lenta.ru 2025/5/6)

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